2019年のミーティング議事録
#184/2019年1月某日
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□進捗どうですか?
■遊木
▼クラウン(短編)
- プロットは結構固まって、ネーム作業。
- 主人公はそのまま、世界設定を変えて、短編に再構成。
- 6ページくらい進むと、プロットに戻るというサイクル。行き詰まって「どうだろう?」と思うと、須々木にプレゼン&ディスカッション。これの繰り返し。
- 引っかかったところは解決するまで進まない方針で。引っかかったところは、やっぱり何か問題がある。
- いま33ページくらいまで。最終的に45ページくらいか。
- 今までの自分の短編の中では一番面白いと思う。
- 行き詰まると、過去の受賞作品チェックや情報収集。
- プロットのときは意識していなかったが、ネームをつくりながら、いつの間にか連載版でやりたいと思っていたテーマがはめ込まれていくのが面白い。作品において重要なコンセプトが整理されてきた。
■米原
▼金魚乙女のアクアリウム(仮)
- 30ページくらいまでネームを切った。3ページくらい削りたい。
- 冒頭を2、3パターン悩んでいるので、カドカワ担当に直接聞く。
- 少年漫画。
- 「瀬戸の花嫁」(アニメ)是非見て。人魚&ギャグの金字塔。
■霧島
▼瞳の中に忍ぶ恋(仮) ※旧称;かぐやと終の主様
- 結構話が変わり、キャラも変わっている。
- どういうところを一番描きたいのか?
- ヒロインの考え方が変わるというところを描きたい。
- 主人公が忠義と恋愛感情を混同している状況だと、好感を持たれるのかかなり怪しい気がする。
- 以前のように、忠義と恋愛感情の葛藤の方が好感が持てる。
- もはや、忍びである必要性が薄れてきた気がする。芯があってこその忍びではなかったのか。
- 芯が通っていたキャラクターの芯をなくしたので、レベルを下げた感じがする。忍びだからこその芯の強さがなくなって魅力が失われている気がする。
- 「忍び」がエッセンスなら、現代物のローファンタジーである必要性は薄れている気がする。
- とにかく、キャラがぶれすぎている。そして、すべてがぶれている。
- 今までの流れを見て、前回と今回では、もはや別作品と感じる。
- 前回のバージョンで可能性を感じた萌えの要素は、今回は死んでしまっていると感じる。
- ミーティングごとにキャラが変わっていくのは大きな問題。まずキャラを確定させて、ぶれさせないようにするべきだと思う。
- キャラを掘り下げて新たな一面が見つかった・・・というわけではなく、単純に別のキャラになっていっている気がする。
- 展開に都合の良いキャラ変更をしている気がするが、そうではなく、キャラが優先。そのキャラで狙う展開が成立しないなら、その展開がダメで、そのたびにキャラを変えるべきではないと思う。
- 作家によって優劣の順は違うが、キャラ、設定、展開など、明確にしておくべきだと思う。優劣が明確ではないと、軸がなくて作品としてまとまらないと思う。
- キャラが最上位で、狙う展開にならないなら、新キャラの登場など、別の要素で誘導していくべき。
- キャラのぶれさえなくなれば、ネームなどのレベルもあがったし、かなり良いものになると思う。
- 話の筋さえ通れば、良くなると思う。前回、良くなってきた印象を受けたのに、今回、まっさらになってしまった。勿体ないと感じる。
- そんなにキャラを変えていないつもりなんだけど。
- いや、まったく違うと思う。
- ここが最大の弱点だと思う。
- 前回から大きく変更しようと思った経緯は?
- 過去の部分をカットしたから、いろいろ変わると判断した。
- 前回、他の3人は、過去の部分がなくてもキャラ性は特に変わらないと思ったから、カットして良いのではと提案した。
- 各要素は良い感じであり、その中で、短編においては過去のパートが不必要だと感じたので、そこをカットして整理すれば、なかなか良いものになると思っていた。
- 前回の状態に手を加えて形にするか、ゼロスタートかのどちらかだと思う。
- 前回の状態は、手を加えれば、可能性を十分に感じるものだった。
- 今回のような変更を加えるなら、完全なゼロスタートが良いと思う。
- 最終的には、自分で納得する方向で。
- 制作のスタイルを、より柔軟に考えても良い気がする。自分がどの部分をやりたいのか考えて、それ以外のところをうまく頼ってしまうのもアリだと思う。プロでもいくらでもあるパターン。
- 作品ごとにやり方を変えるのも面白いと思う。いろいろ試すことで発見や成長もあると思う。
- 漫画制作がワンマンだと思い込まない方が良いと思う。
- 結局、漫画制作における“監督”をやれば良いだけ。あとは、自分がやりたい作業をやる、というくらいのスタンスが良いと思う。
□2018年の総括と2019年の抱負(あっさりと)
- しっかりした総括は年度末にしますが、やはり新年一発目なので軽くやりましょう。
▼遊木
- のミーティングで発表した内容を見返すと、一番軸と考えていた部分については、ある程度順調。「クラウン」の連載は予定より進まなかったが。
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▼米原
- 2018年は、漫画を制作し、担当をゲット。商業へのステップをあげていけた。「トモダチ宇宙人」の反応が良くて、いろいろステップアップできた。数カ月遅れだが、理想についていけていると思う。
- 。
。 - とりあえず、漫画アシスタントで収入確保。
▼霧島
- 、漫画に集中する環境をつくるというところは進展。完成はないが、ネームに集中して取り組めた。
- 2019年で成果を上げたい。担当編集ゲットやデビューをできるだけ早く目指したい。
- まずは、作品を人に見せられる形に仕上げたい。
▼須々木
- 一番に据えていた「サークルメンバーのサポート」を地味に優先。ミーティング議長や、遠足の企画など。
- サイト整備は、9月のオフ会のときに「ギャラリー」を公開したが、そのあと
停滞。2月から頑張りたい。 - 「サークルメンバーのサポート」は、年度末にならないとその後は分からない。その時点で改めて考える。ただ、長期的には特に何かぶれる要素はない。
□第8回横浜創作オフ会について
- すでにツイッターで告知したとおり、実行委員会会合が2月9日(土)、オフ会は3月16日(土)。
- 。
- 2月に入ったら、宣伝等強化。
- しかし、RWにアピール材料はない。何も外に出せない。
- 敢えて言うなら、修善寺とか砂の芸術とか猿島とかビアガーデンとか。創作サークルとは。
- Random Walk TIMESをつくるのもキツイ状況。
- 米原の方が時間的に余裕があるかもしれない。要検討。
- 。
▼Random Walkの10周年
- 2020年の10月1日がRW始動10周年。ちなみに、この年の3月は第10回横浜創作オフ会。トリエンナーレもある。
- さすがに何かやりたい。早めに少しずつ準備していきたい。
- 徐々に話し合っていこう。
#185/2019年2月某日
□進捗どうですか?
■遊木
▼クラウン(短編)
- に担当とやり取りして3点くらい修正予定。詳細は 参照。
- 修正の方向も定まっているので、あとは修正するだけ(画面に落とし込むのは少し大変そうだが)。一両日中に仕上げたい。また、同時に、キャラデザを考えたい。
- 3月末のシンマン賞(ヤンジャンの月例賞)を目指している。
■米原
▼金魚乙女のアクアリウム(仮)
- 担当さんやみんなに指摘された箇所の修正をしている。
- 終盤はギリギリまで悩む。序盤はペン入れ開始。
- ネームも頑張ってできるだけ貼りたい。
- 次回 のミーティングまでに、ペン入れを終えて、残りは仕上げとトーンという状況にしたい。その後、2月末(角川漫画新人大賞)までに可能な限りクオリティーをあげる。
- 2月末の投稿後、アシスタントを探し、連載準備( )。
■霧島
▼すす竹のかぐや姫(仮) ※旧称;かぐやと終の主様/瞳の中に忍ぶ恋
- 以前のネームを修正。指摘された箇所を直している。
- 3月半ばまでの完成を目指す。
□ネームプレゼンテーション
- 遊木発案。
- 適当にかい摘んで書き残しています。詳細はボイレコを聞き直してください。
■タイミング、目的について(遊木の手元資料より)
○タイミング
- 久しぶりに、全員読み切りのネームが手元にある。
- 今後は各自作画に入り、時間を取り辛い。
- ネームプレゼンの後に修正がしたくなった場合、ギリギリ今なら修正が効く。
- 年度末近くになり、この一年ガッツリ漫画を頑張ってきた成果を確認し合うのに丁度よい時期。(3月はオフ会や年度末反省会などで忙しいだろう)
○目的
- 自身のネームを客観的に見直すため。
- 効果や演出、台詞などが自分の狙い通りに機能しているのか。
- 自分は何に気を付けて、どのような点に気を配っているのか。
- 苦労する部分、苦手なものの確認。
- それらをどのくらい理解し、自覚的に使いこなしているのか。 …etc
- 他メンバーの持つテクニックを学習するため。(感性を盗むことは難しいが、テクニックは知識として学ぶことが出来る。盗んで学べ。)
- 単純な画面作りはもちろん、物語の展開、メリハリのつけ方、伏線の使い方などもテクニックのひとつ。
- 感性の部分とテクニックの部分の明確化。
■遊木/クラウン(短編)
- 前提として、要修正箇所3点のやや詳細な説明。
- 何故このストーリーにしたのか。
- 今回は「エルカナの人物像」を見せるのが目的だった(担当の打ち合わせより)。
- 彼女の感情を揺さぶり、可能な限り様々な表情を見せることを目標にしていた。
- 性格上ちょっとやそっとのことでは動じない子なので、必然的に「命のやり取り」的なシビアな物語展開が求められた。
- 気を付けていた、注意していた点は、「この読み切りを制作する理由を見失わない」ということ。
- 一番の目的は、自分の描きたいものを貫いたまま、連載権を取ること。今回の場合は「クラウン」という作品の魅力と自分の力量を見せつけることが重要課題。そのために、作品の魅力と自分の力量を見せつけることが大事。
- 「作品の魅力」として、エルカナのキャラ性を見せる必要がある。また、作品に流れる空気、コンセプト、哲学の魅力を伝える必要がある。
- 「自分の力量」として、商業である以上、とにかくページをめくらせる構成と演出に気を付けた(ページごとの起承転結や引き)。また、メリハリを出しつつも、作品にとって余分と思えるものを全て失くすことを目指した。そして、これら二つが成立しつつも、「個性」(尖がり)を感じさせるものを目指した。同時に、自分で決めていたページ数で治めることを目指した(今回は50p以下の設定。45pはベター)。
- ネームに盛り込んでいるテクニックについて。
- 全体的な展開(場面切り替え)について、起承転結かは微妙だが、今回は非常に分かりやすく“午前、夕方、夜、朝”という「時間経過」で区切っている。各場面に役割をあてて区切っている。この方法は結構使い勝手が良い。読者に伝わりやすい。
- ページ(見開き単位)をめくらせるために。わかりやすいのは、見開き単位の「起承転結」(とは限らないが)の「結」を次のページに持って行くやり方。重要なのは直前の「フリ」。「結」を見たくなるフリがなくてはならない(所謂引き)。基本的には、「フリ」と「回収」の繰り返しな気がする。これはページごとの細かい部分と、物語全体の大きな視点、両方に当てはまる(所謂伏線の回収など)。
- 個人的に良く使う演出手法について。カメラのズームアップ、ズームアウト、同一のものを別アングル撮り、同じカメラアングルの積み重ね、「動」の前にワザとらしい「静」を入れる、「文字」が主役のシーンやコマを入れる、など。
- 基本的には「静」と「動」の使い分けで演出を盛り上げたり、沈静化したり、メリハリをつけている。「静」に向く演出方法と「動」に向く演出方法というものが存在していて、セオリー通りに使うこともあれば、わざとアベコベにするなどして、画面を飽きさせないことが大切。
- こういう小手先の画面作りは結構感覚でいける部分が多いが、展開とか物語全体の筋、キャラクターの筋、伏線の回収など、そういう部分の方が意識的に気を付けて丁寧に制作している。
▼質疑応答
- 自分は、感覚でアングルなど決めてしまっている。アオリ、フカンなどを入れるタイミングはどうしている?
- やっぱり印象的にしたいかどうか、かな。
- アオリ、フカンは、表情を正面から描きたくない(表情を読ませない、読者に想像させたい、演出上の伏線など)というのもあるのでは。
■米原/金魚乙女のアクアリウム(仮)
- この読み切りを描くようになった経緯。
- 担当編集がついている状態でアドバイスをもらいながらプロットを切った。なるべく素早く制作を進行させたいというのがあった。
- 設定にこだわってしまうところがあるので、なるべくシンプルにするよう意識した。
- 編集のアドバイスを参考に、新人の読み切りということで、20ページ台を目安にしていた。最後まで読んでもらえるかが勝負。
- 20ページ台だと、登場人物は、主人公とヒロイン、あとはおばあちゃんまででギリギリ。モブも出せない。
- ネームはほとんど感覚的に切ってしまう。
▼質疑応答
- いつもこうやってしまう癖みたいなのは?
- キャラがこっちを向いてしまう(カメラ目線)癖はある気がする。
- 「~でした」「~ました」が地の文にあることが多い気がする。やや斜に構えた、少し冷めた目線から語っているような雰囲気は多い気がする。
- 淡々としたコマ割りが多い気がする。これは意図的なのか?
- 基本的にはお気に入りだが、もっとメリハリをつけたいところもある。
- 「トモダチ宇宙人」ではすごくマッチしていたが、今回の作品は、起承転結がハッキリしたシナリオなので、淡々としたコマ割りは物足りなさを感じる。ただ、米原の雰囲気という捉え方もできる。
- 技術として、もっとメリハリのあるコマ割りはできるようになりたい。
- ネーミングセンス高いよね。どうやって考えているのか。
- ひたすら検索。あとは、組み合わせ(ちょっとギャグっぽい発想で)。ネタに走って考えることが多い。あとは響き。
- 名前を出すだけで一本とれるのは強い。
※「金魚乙女のアクアリウム」終盤の流れについての具体的な議論は割愛。
■霧島/すす竹のかぐや姫(仮)
- 対象読者が10~20代女性。「花とゆめ」系。短編30ページ前後を想定。
- 起承転結を意識して構成。
- 過去の作品もそうだったかもしれないけれど、「変わらないもの」を描きたいという気持ちが強いのかもしれない。
- キャラクターの視線で誘導することが多い。そのため、キャラクター正面の絵が少なくなる傾向がある。
- コマが細かくなってしまう癖があるので、今回は、余裕が出るよう意識した。また、コマの分け方も似たタイプにならないよう意識した。
- 魚眼のような特殊な見せ方が好き。読者に印象付けたいところで使っている。
- 結構感覚でネームを切ってしまっている。
▼質疑応答?
- そろそろ終わらせることが大事。十分勉強になった。完成させて、振り返り、自分の中に落とし込んで次回作に進むべき。
※「すす竹のかぐや姫」の気になる点の指摘や具体的な議論については割愛。
■まとめ
▼米原
- プレゼンらしいプレゼンができなくて申し訳なかったけれど、悩んでいたところはかなり解消したので、作品のクオリティーを上げていきたい。
- 普段感覚的にやっていることを言語化できたら良かった。今回のプレゼンをやって、理論的に組み立てて起承転結をつけられるようになったら良いと思った。
▼霧島
- 改めて自分のやっていることを考えるきっかけになった。振り返るということを今まであまりしてなかったので、客観視する良い機会だった。
- 制作にあたっての狙いを言葉にしてもらって分かりやすかった。作品を見るときに、そういうところを意識するのが苦手な気がするけれど、今後活かしていける気がする。
▼須々木
- 漫画の話をずっとしてきたけれど、小説等を含め、媒体が違っても、制作にあたっての根本的な考え方は似ている気がした。手持ちの札が違うだけで、戦略の部分は似ていると思うので、その点は面白い。
- 「人に説明できる」というのは、習得の目安だと思う。だから、今回のような機会に言語化できるようになって、はじめて、その技術は「使いこなせる状態」になったと言える。必要な場面で意識的に(偶然のひらめき委ねるのではなく)使えると、非常に効率的になるし、結果として、本当に悩むべきところに労力を避けるようになってクオリティーがあがることに繋がると思う。そして、技術は共有できるので、サークルで共有するのはクオリティーアップにあたって有効だと思う。
- 言語化ということについて、クリエイターとして生きていくにはとても重要な技術だと思う。言語化により、作品の価値を知らしめ、創作にあたっての主導権を握り続けることができる。
▼遊木
- 自身の発表の準備をしていて、意外と自分の中にノウハウが落とし込めていると感じた。また、自分の苦手な部分に気付くきっかけとなった。
- 議題を振ったのが直前だったということもあるが、みんなのプレゼンを聞いて、感覚的なものを言語化しきれていないところは感じた。まだ落とし込めていないところについては、今後、見直して欲しいと思う。
- 感性とテクニックについて。知識を得て練習することで習得できるのがテクニックで、そうでないものが感性かなと思う。設定に関しては感性の部分もある気がするが、ネームに関しては、実は大部分がテクニックと考えられる気がした。つまり、ネームに関しては、テクニックを習得することでかなりの上達を期待できる気がした。
#186/2019年2月某日
□進捗どうですか?
■遊木
▼クラウン(短編)
- そろそろ作画に入らないとまずい。
- 連載の予行練習として、スピード重視の戦略を実験したい(質とテンションがどうなるか)。
- 3月期に出したいけれど、無理はしない。
■霧島
▼すす竹のかぐや姫(仮) ※旧称;かぐやと終の主様/瞳の中に忍ぶ恋
- ペン入れが半分くらいまで。思っていたよりだいぶ遅い。
- 人物のペン入れを2月中にやって、その後、背景。
- 仕事がどこで増えるか分からないので注意。3月半ば(オフ会前)には完成させたい。
□年度末のミーティングについて
- 「今年度の総まとめ→反省(検証)→来年度に向けて」というのが基本的な流れ。個人、およびサークル全体について。
- 「まとめ」、「反省」と「来年度に向けて」は、ミーティングの回を分けた方が良いだろう。
- 重要度は高いが、全体的にシンプルな話になると思われる。「来年度に向けて」の方がメインかもしれない。
- 自己評価だけでなく、他のメンバーからの意見も重要。「月ごとの評価」の年間バージョンとも言える。
- オフ会関連もある程度時間を使う見込み。
- 「進捗どうですか?」も適宜。
※凜ちゃんの制作について、現在制作中の短編漫画完成後の方針についていろいろ話したけれど、割愛(詳しくはボイレコ)。
□RWの10周年に向けて
- 何か祝いたい。それなりに整理して、今までの流れを知らしめたい。
- 10周年までにRWが何らかの明確な成果を上げるという前提で考えたい。
- 状況の変化に左右されずに少しずつ準備できるようなものが良いと思う。
- 最低限やりたいのは、「設立の趣旨」に並べる形で、「10周年を迎えて」みたいな宣言的なものを出したいと思う。
- 今までやってきたことを振り返るメモリアルブック的なものはありか。
- ウェブラジオでメンバーが振り返り対談をするのもアリか。
- かつての自由で即興的なミーティングの雰囲気なども思い返す機会にしたい。
- いろいろやりつつも、結局は「伝える」「楽しむ」「超える」という軸は貫いている・・・みたいな流れが良いか。
- サークル紹介の材料、サークル内外向けにRWのコンセプトの再確認、仲間募集の材料を兼ねるものが良い。
※「サークルの仕事場」などについての話題も適当にお話したが、割愛(詳しくはボイレコ)。
#187/2019年3月某日
□進捗どうですか?
■遊木
▼クラウン(短編)
- 進捗率1パーセント。
- 最適な絵柄を模索。
- がんばる。
■米原
▼金魚乙女のアクアリウム(仮)
- 提出済み。4月には結果が分かる。
▼今後の方針
- 連載に向けた下準備。白泉社に持って行けるようなやつ。次の読み切りは考えていない。
- 連載したいネタは3つ。大河っぽいやつ、ハイファンタジー(召喚獣が出てくるような。バトル系)、ハイファンタジー(夢の世界。童話のような。世界観重視)。
- 実際にモノがあると戦略も立てられない。つまり、ネームが必要。
- 冒頭100ページのネームを用意する。そうすれば、連載イメージが湧くだろうし、判断はできそう。
- 。 。
- 。 。
□横浜創作オフ会関連
■参加予定者についての情報共有
- 現状で参加予定の人たちに関して情報共有(詳細はボイレコ)。
- いつもより、積極的に関わりたい人、それほどでもない人の差が明確だなという印象。
※過去にRWで共有された参加者情報は 。
■オフ会に向けてRWの戦略
- のぞみんがRWメンバー土下座SDキャラを描いて、それを使って当日の配布物を作成。
- 様々な謝罪の場面で使えるかもしれない。
- 勢い余って、いろいろと素材をつくってくれても良い。
- RW過去作のキャラからつくるのも良い。何もないときは過去作の掘り起こし。
- オフ会の自己紹介は、RWがトリの可能性結構高い。
- しっかり予習をして、オフ会をより有意義にしましょう。
- ツイッターにもある程度出現しましょう。オフ会のハッシュタグの他、RWのハッシュタグも随時活用。
□RWの10周年に向けて
- 前回も触れた話から。
- 10周年に向けての進捗管理&作戦立案(サークル全体)を須々木が頑張ると良い。
- 詳しくは、年度のまとめをした上で、4月から具体的に詰めていく。一年間、漫画制作中心だったが、それが明けて、最初に取り組むべきところだろう。
- とりあえず、10周年に向けての を立てる。
※その他、今後のサークル運営に関する金銭面の考え方なども軽く意見交換。詳しくはボイレコ。
#188/2019年3月某日
□進捗どうですか?
■遊木
▼クラウン(短編)
- 昨日、数日前に描いた背景を消した。
- 将来的にアシスタントと協力する状況を想定して、キャラを先にやろうと思ったが、効率が良くなくて従来のやり方に戻した。
- 進捗率4パーセントくらいだと思う。
■米原
▼金魚乙女のアクアリウム
- 角川漫画新人大賞はダメだった。
- 詳細は の書き込み参照。
▼今後の方針
- 今後は、月例賞や8月の大賞に向けて頑張ることを考えている。
- 担当からの打診で、 のアシスタントをやる方向。先生とやりとりした。
- 先生は、在宅のアシスタントをつけるのははじめて。
- 読み切りの作品で、「リトルガン」みたいな作品を見たい。
- 少しダークな要素がある方が、のぞみんは面白い気がする。
- しっかり需要がありそう。世界観、雰囲気、ミリタリー+女の子、キャラの組み合わせなど。
- 角川との相性が良さそう。
- 銃器の描写について、設定は考えるべきだが、ハイファンタジーなら史実はある程度スルーできる。ジブリなどは参考になる。
- 今ののぞみんが改めて描いたらどうなるのか、単純に興味がある。
- 基本的には、賞に投稿するための短編を制作しつつ、状況をみて連載準備を少しずつ。
■霧島
▼すす竹のかぐや姫
- 事前にストレージしたものを見ながら。
- 物凄く絵がうまくなった。完成度に対する意識の変化を感じる。
- クリスタの活用レベルのアップ、描き込む意識のアップ、漫画的演出のレベルアップなど感じる。画面づくりの劇的な変化を感じる。
- アシスタントをはじめて半年でこれだけ変わるのかと思った。
- 画面を見て、物足りないと感じるようになってきた。
- あとは、シナリオの基準があがれば、いろいろ行けそうな感がある。
- ミーティング前日、出張編集部へ。
- ASUKA(KADOKAWA)、まんが王国(ビーグリー)、マッグガーデンに持って行った。
- 作画、特に人物はすごく良いと言われた。人物と背景のバランスは指摘された。
- 情報の出し方は指摘された。
- 完成原稿だったためか、細かい指摘をもらった。
- ASUKAで「手」の表現を誉められた。メリハリの不足を指摘された。
- 指摘された箇所は加筆修正したい。
- ASUKAの賞に出す方向。
- ASUKAとの相性は、作風を考えると非常に良いと思う。
□第8回横浜創作オフ会まとめ
■概要
- 参加者は39名。一次会37名、二次会28人(11人離脱、2人合流)、三次会17人、四次会(一蘭)8人。一次会は過去2番目、二次会は過去3番目、三次会は過去3番目タイ。
- リピーター23名、初参加16名。リピーターは過去2番目タイ、初参加は過去最高タイ。
- リピーターのうち、8回目(皆勤)4名、7回目4名、6回目2名、5回目2名、4回目4名、3回目2名、2回目5名。
- 男性26名、女性13名。男性は過去2番目、女性は過去最高タイ。
※過去データ ⇒ http://ysoff.yangotonaki.com/data.html
■前回までとの変更点
- ツイッターの仕様変更を受けて、「横浜創作オフ会_RT」のアカウントを運用開始。
- ハッシュタグつきのツイートを機械的にRTしていった。
- オフ会特設ページなどで、持ち物管理に関しての注意喚起を追加。
- 集金リスト、集金袋を2つにした。
- バースデーケーキのサプライズ演出を実行。
- 実行委員会メンバーの協力を仰ぐ練習になった気もする。 も「はじめて実行委員会メンバーらしいことをできた」と言っていた気がする。
- 負担にならないし、他の時間を圧迫しない、程良い演出ができたと思う。
- 集合場所での点呼を完全にカット。
- 開始時刻の30分前倒し。
- 二次会の途中で抜けなくて良い人が増えるので、17時開始より良いかもしれない。席を確保しやすいし、退出のプレッシャーもあまりかけられない。
- 幹事の都合により、9月開催の前回は募集期間3週間、3月開催の今回は募集期間2週間。
■参加者情報まとめ
- 参照。
■感想等
- いつもどおり楽しかった。最後までいれなかったのは心残りだが。今回、名刺が途中でなくなって回り切れなかった。 の話(漫画の分析をゲームに活かしたい)は刺激的だった。漫画に興味を持つ人の割合が増えてきた気がする。
- 集金はしやすくて良かった。乾杯に間に合うのは良かった。
- 最後まで頑張っていようと思って早めに寝たら、早くに起きてしまった。そうしたら、逆に夜、普通に眠くなってしまった。アシスタント関連のやり取りでペースを乱されてしまった。他、全体として残念なことはなかった。参加者のバランスも良かった。女性も多くて良い。
- 今回は、事前に狙いを決めて、相手を絞ってコミュニケーションをとった。特に、同人で趣味でゲームというタイプは省いて回った。 と話して思ったが、価値観に近いものがあって掘り下げていけるのは、今回がはじめてだったかもしれない。こういうことを私はしたいんだと思った。「こちらが思っている以上に、オフ会に対する思い入れが強い人がいるぞ」と思った。RWはコンセプトがなかなか外部から見て分かりにくいので、今後もオフ会で中身の伴った創作集団としてポジションを確保するべく、意識しておきたい。レベルの高い人がじわじわ増えてきているので、定着してもらうためにも、RWの地位をあげて存在感を示していきたいという気持ちが強くなった。
■その他
- どうしようもないが、一次会がスペース的に窮屈だった。最初のうちはあまり席を移動する雰囲気がなかった。ちなみに、47名を超えると空間を占有できた。
- ちょっと と会話のネタにはなったが、基本的に、 による変化は特に感じる場面はなかった。ただし、じわじわ効いてくる気はする。
- 3月開催と9月開催だと、3月開催の方が人数が少なくなる傾向があるようだ。募集期間が1週間短い、年度末で忙しいなどの理由が考えられる。また、 の影響も考えられる。
- 結局自己紹介はみんな前に出てやった。でも、時間は短縮傾向。再三の呼びかけで短縮化が進んだ。ただし、声は結構聞こえにくかった。変にプレッシャーをかけるのはどうかと思うが。
- は、三次会の交渉でかなりサービスしてもらった(値下げ&ポテト追加)。
□2018年度総まとめ
■まとめと反省
▼遊木
〈個人として〉
- 「創作活動計画書2018」(昨年1月10日提出)を基準に考えながら。
- 「クラウン」の制作について。まず、連載開始が半年近く伸びた点には反省が必要。制作中もっとも引っかかったのは、作画の上で必要な設定が足りず、その度に立ち止まってしまったこと。「初めて描くもの」は思っていた以上に時間がかかる。逆に、使いどころがわからないまでもクロッキー帳に描いていた設定画が役に立つことが多く、作画もすらすらいけた。半年遅れの開始に反省が必要な一方、2~3話公開の時点で理想的な形でヤンジャンを捕まえられたのは大きな成果。計画書では「
」という目標なので、割と順調。ペースが落ちないよう油断せずに目標に沿って進めたい。 - 危ない月もあったが、ブログの月二回更新は達成。途中から「月の活動報告」というまとめ方をしたのが良かった。
- 「 」という点について、事前に推奨していた「パフォーマンスのために何かを準備するのではなく、自分の制作をパフォーマンスに活かす状態」はそれなりに出来ていたと思う。
- 「漫画投稿サイトの積極的活用」も、アルファポリスから連絡があったり、それなりに使えていたと思う。強いて言うなら、クラウンの発表が遅れたせいでDAYS NEOの最初の波を逃したのはミスだった。
- この一年は明確な目標のもと漫画制作に打ち込んだが、その上で明らかになったことが「媒体問わず、思いつきで制作したくなったもの」を我慢すると、漫画も含めた創作意欲全体が落ちるということ。実はこの一年はモチベーションを保つことが大変だった。
- 編集に評価されるなど、何かが上手くいけば当然直後は嬉しいが、自分は思っていた以上に「他人からの評価」がモチベーション持続のエネルギーに直結しないことがわかった(少なくとも現状の評価レベルでは)。
- 自分のモチベーションは、思いついた企画(広い意味で)を思うままに表現して、しっくりきた表現をできたとき、「よし、次は〇〇をしよう」となる。考えてみたら、漫画制作欲が高まるのはそれ以外の制作で燃えている場合が多かった。
- 当然優先事項はあるが、2019年度は以上の点に注意して活動目標を立てていきたい。
〈サークルとして〉
- 議長制度の一時撤廃は非常に助かった。
- 個人重視のミーティング方針はかなりこなせた。迷った点や改善点はあるが、シビアに活動できたと思う。
- 4月に決めた優先事項については、当然全項目クリアできたらベストだったが、半分以上達成できた点は評価できる。
- 「超結果重視型システム」で上手くいったことがある一方、RWとして疎かになっているものも当然ある。2019年度はそれらをどうしていくか考え、10周年に向けて調整したい。
- 「超結果重視型システム」の大筋を変える必要はない。一方、まったく同じことを続けていくのは違うと思う。2018年度の一年間、がっつりやってきて見えたものを取り入れたり、必要なら省いたりして、何かしらプラスの変化が必要。同じことを続けても、出せる成果はもう大きくはかわらないだろう。
〈他のメンバーから〉
- モチベーションを持続するため、これから先にやっていきたいことはあるか?
- 常々「アートをやりたい」と言っていたが、アートで稼ぐ気がない中で、思考から除外してしまっていた。しかし、実は、少しずつ進めて並行してアートに向き合うことは可能という思いに至った。
▼米原
〈個人として〉
- を目指そうかと思っていた中、みんなの後押しを受けてつくった「トモダチ宇宙人」で担当を複数確保できたのは、一番大きな成果。
- この一年で賞をとってデビューというのを目指していて、結果として間に合わなかったのは残念だけど、担当がついたのは安心したところ。
- 引き続きデビューを目指して頑張っていきたい。サクサクっとデビューさせてもらいたい。
- 連載に向けての準備を進めていきたい。
- 創作で生きていけるようにしていきたいわけなので、とりあえず、アシスタントも頑張り、
。 - 。
- 担当がついて一作つくり、商業的な漫画制作の流れはある程度把握できた。モチベーションがあがったし、これを活かしてさらに次を頑張っていきたい。
〈他のメンバーから〉
- ちなみに「金魚乙女のアクアリウム」はどうするの?
- アルファポリスやpixivに公開ということで良いのでは? アルファポリスは小銭を稼げるよ。
- RWとしての作品公開が少なくなってしまっているし、ちょうど良い。
- 落とされた作品を他の賞に回すのは、あまり良くない。禁止ではないが推奨しないと言われる。
- この一年間、サークルとしてシビアに毎回やっていたけれど、どうだった?
- いつも通りという感覚だった。むしろ、積極的に言ってもらってありがたかった。
▼霧島
〈個人として〉
- 目標に挙げていたのが「担当編集がつく」「デビューする」で、両方ともダメだった。
- もともと は分かっていたが、それで作品をつくりどんどん持って行くつもりだったけれど、そこからできていなかった。とにかくネームに時間をかけ過ぎた。
- 今まで、描いている割に成果が乏しかったため、完成物じゃなくてネームからということになった。制作速度が落ちて苦しんだ部分はあったが、成長する部分はあったと思う。あとは目に見える成果をあげられるように継続して頑張り、2019年に達成したい。
- 漫画制作に関わる仕事で稼ぐというのは、少し遅れてではあったができ始めた。現在は、それで最低限生活を維持できる状態になった。バランスを考えながら、もう少し増やしたい。
- 自分の制作が満足に進んでいない状況で、アシスタントでコンスタントに創作できる状況は精神的に助かった。
- 制作において、課題が山積している状況だから、引き続き協力お願いします。
〈サークルとして〉
- を見直して、サークルとしての優先事項の①が「霧島が担当編集を確保する」で、達成できなくて申し訳ないと思った。
- 他の項目はかなり順調。サークルとしては良い方向に進めている。
〈他のメンバーから〉
- 一年前の自分に何かアドバイスできるとしたら、何と言いたい?
- もう少し前倒しして頑張るべきだった。スタートダッシュが遅れた(アシスタント開始など)。
- 現状で、目標到達を目指す上でネックになっているのは何だと思うか?
- ミーティングで意見をもらって、それを自分の中に落とし込むところにタイムラグを感じる。
- 落とし込めるタイミングは、時が解決するというパターンなのか、何かのきっかけで解決するパターンなのか?
- 後者。時が解決するわけではない。
- とりあえず、凜ちゃんが落とし込めた瞬間は見ていて分かる。
▼須々木
〈個人として〉
- ①他のRWメンバーのサポート ②RWサイト整備 ③MP、YSOFF関連の諸々 ④小説執筆 ⑤イラスト練習、を年度のはじめに掲げていた。
- ①について、役回り的に自己評価が難しい。のちに振り返って考える感じか。
- ②について、9月のオフ会に合わせて「ギャラリー」は更新したが、その後、 で停滞。
- ③について、横浜創作オフ会は順調だろう。安定、成熟の段階になってきたと思う。
。最低限、オフ会が回っていればどうにかなるだろう。 - ④について、書きたい気持ちはあるが、あまり進んでいない。 HCPは再開を目指したい。
- ⑤については、いつの日か。やりたい気持ちはあるし、やりはじめたら、どっぷりやりそう。ただ、熱中すると生活に支障をきたしそうなので注意が必要。
- 個人として、もっといろいろ頑張りたかったが、最低限はできたか。 が予測できないので、確かなことは言えないが、もっと頑張りたい。
〈サークルとして〉
- おおむね良い方向に進んでいる。
- 霧島の担当はついていないが、着実に成長していると感じる。
- この流れで、さっさといろいろ手に入れたい。
〈他のメンバーから〉
- 4月以降、HCPを中心にやるのか?
- 中心ではないが年に数話あげたいと思っている。メインは、他の半端な連載小説を進めたい。カクヨム大賞を一つの基準にしてやりたいと考えている。
- リアルなことを考えれば、自分が小説で身を立てるより、他のメンバーが漫画で身を立てる(最低限生活できる)ことの方が大きな前進。そのサポートが優先されるのは変わらない。
▼その他
- この一年、ミーティングをかなりガツガツやってきた。一方で、ミーティングの時間外でのアクションの活発化も以前から言ってきたが、現実にはなかなか難しい。やはり、可及的速やかにサークル拠点確保が必要と感じる。条件が整ったときに素早く動けるよう、定期的にすり合わせをしていきたい。
- 2018年度に掲げていた「超結果重視型システム」の適用期間について、連載確約等の条件をクリアするまでは原則として継続ということになっていた。基本的にはそれで良いと思うが、一方で、完全にそのまま2019年度に続くというのは違うと個人的に思う。改善や省略など、何かしら変化が必要。同じやり方で、成長の効率はこれ以上あがらない。「超結果重視型システム」でRWとして疎かになった部分もあると思うし、RWのコンセプトとのバランスも考え、改めて2019年度の活動方針を次回考えていきたい。
■次回に向けて
- 次回、2019年度(10周年に向けての流れも意識しつつ)の方針を考えていきたい。
- 当然、個人のことは個人で考えを整理してきてほしい。一方で、サークル全体のことは、あまり考えの相違が大きいわけではないと思うので、須々木が中心に整理しておく方向で良いだろう。具体的には、改めて指示を出します。
- 個人的には、感性が厳しい分、論理的な側面を強化したい。以前やっていたゼミのような形式(同一作品からネーム描き起こし)や、ネームを論理的に説明する時間は有意義と感じた。王道の知識としての習得など。
- 霧島は、作品づくりの一番最初の部分(ネームより前の段階)が怪しいんだろう。より良い企画書をつくることで学べるかもしれない。他のメンバーにとっても、ネタのストックが増えるのは良いこと。創作する上で企画力は全員に求められるし、商業でのやり取りでも必ず必要になる。そういう機会をある程度のペースで設けると良いだろう。
- 2018年度に時間をかけていたもののうち、かなりのところはもう時間をそれほどかけなくても良いだろう。そのあいた時間で、本来のRW的な部分を補っていきたい(10周年に向けての準備も含めて)。サークルの存在意義も考え、いろいろ両立させていきたい。
- 2019年度のミーティングは、リクエストに応じて臨機応変にやる以前のスタイルも半分くらい取り戻してやっていきたい。場合により、須々木以外にも議長を振っても良いかもしれない。
- 次回、2019年度の活動方針をまとめていく。あまり新しい話はないかもしれないが、しっかり形に残しておくことは大事。ミーティングでは細部のすり合わせと共有。
- 「仲間募集」は考えどころ。「超結果重視型システム」を抜けたし、
、再び活発化させて良いかもしれない。商業デビューを目指すのとは別の流れを回せる状態にできればそれもまた良い。
#189/2019年4月某日
□部費制度の改定
- に書いた通り、部費制度改定について議論し、以下のとおり確定。
- 活動休止中の扱い、休止明けの扱い、脱退後復帰(再加入)の扱い。
- 活動休止中は原則として部費徴収停止。
- 脱退後に復帰(再加入)の場合、脱退前に徴収した額は、脱退時に返還していたとしても再徴収。脱退によるリセットはしない。
- 脱退後、再加入の場合、3ヶ月の徴収猶予期間はなし(最初の加入の時点で適用されているため)。
- 。
- 。
- 。
。 - 。
。
□2019年度の方針を考える(メイン議題)
- にもあるとおり、前回ミーティングを踏まえて「2019年度の方針」(個人およびサークル)を共有。
- 遊木、須々木、霧島、米原の4人は、今までの経緯を共有しているし、あまり大きな方針転換があるわけではないので、新情報はそれほど多くない。
-
。 - 以下、概要と主なやり取り。詳細はレジュメ参照。
▼霧島の方針
- 2018年の目標 ①担当編集がつく ②デビューする がどちらも未達に終わったことを踏まえて考えた。
- 読者対象、企画内容の明確化を意識した企画書を制作し、サークルメンバーに意見をもらい改善していく。最終的な完成まで3ヶ月を目安とする。
- 完成した作品は、出張編集部などに持ち込む。理想としては、10月末までに担当編集確保、受賞など、何かしら状況の変化を得たい。
- シナリオ、プロットの部分について、ゼミのような形で学ぶ機会を持ちたいという話が以前あったけれど、何か具体的な案があるのか?
- 現時点で、あまり明確にはない。
- 学びたい点のリクエストを出してもらい、解決するために有効と思える方法をみんなで考え実施すると良いと思う。自分で思いつくなら苦労はしない。
- 一年前の計画書より迷いがない気がする。
▼須々木の方針
- 基本的には、以前のものと同じ。あまり新しい情報はない。
- 2019年度の方針は以下のとおり。
① 、より良い環境を整備する。
② Random Walkを俯瞰し、必要なサポートをしていく。
③ Random Walkのウェブサイト整備を進める。
④ 横浜創作オフ会の安定的な開催と 。
⑤ 小説を執筆する。
⑥ イラストの練習をする。 - 「横浜月曜倶楽部(仮)」というものを考えている。横浜創作オフ会より気楽に。
。
▼遊木の方針
- 以前のバージョンをベースとして、必要に応じて修正した。
- “おもしろい創作の原石”を持ちつつも、単独では創作者として生きることが難しい人たちに、サークルやコミュニティ=集団を活用すれば「創作で生きること」が不可能ではないことを示したいという気持ちを強くした。Random Walkを具体的な一例にしたい。
- 「漫画とアート(他媒体)の制作を両立させる」「創作環境の整備( )」「商業デビューをする」「ミーティング時間外での打ち合わせの活発化」「「クラウン」で外部から収入を得る」「RWの作業場を得る」「創作者の“たまり場”をプロデュースしたい」など、内容が更新された項目を中心に説明。
- “横浜”と“Random Walk”をテーマに、アート作品を制作したいと思っていたので、2019年4月から緩やかに進めていこうと思う。基本的にはひとりで進めるが、場合によって撮影などの協力をメンバーに仰ぐかもしれない。
- 2020年にRW10周年や第10回横浜創作オフ会など、節目が続くので、それらも意識して動いていきたい。
▼米原の方針
- 以前のバージョンをベースとして、必要に応じて修正した。
- 今年度の個人的な目標は「角川の媒体で漫画家デビュー」と「今年中に掲載or連載権を貰う」。
- これまでスピードが最大のネックだったが、ここに来て、質に立ち返る必要性を感じてきている。スピードを落とさず質を出していきたい。
- どんなものもそれなりに楽しく制作できてしまうので、逆に注意が必要かもしれない。「それなり」な作品になる恐れがある。
- 。
-
。 。
。 - 。
- 。 。 。
。 - 。
- 必要なところは加筆修正して再提出。
▼RWの方針
- 前回ミーティングで話し合われたとおり、昨年度の「超結果重視型システム」の継続がベース。一方で、“RWらしさ”を改めて意識し、ミーティングなどに反映させたい。
- 「2019年度のサークルの方針」について、詳細はレジュメにあるが、項目だけ以下に列挙する。
①「超結果重視型システム」を継続し、可能な限り早い段階で、目に見える成果を上げる。
【1】ミーティングで、個人重視の時間を確保する。
【2】より魅力的な作品づくりのため、「企画」を強化する。
【3】漫画組の議長負担軽減を継続する。
【4】外部向けのアクションは無理のないレベルにとどめる。
【5】ブログを月2回以上更新する。(月の1つ目は20日までに更新)
②サークルの根幹をなす価値観を見失わず、プロ・アマ混在の組織に円滑に移行する準備を整える。
【1】ミーティング内容の自由度アップ
【2】「仲間募集」を念頭においたアクション
【3】「ヒビカ・シティー・プロジェクト」で進捗を見せる
【4】公式ウェブサイト「乱歩酔歩」の整備を進める
【5】「分かりやすい成果」をあげた状況を想定したルール整備を進める
■
- 。
-
。 - 。
□旧サイト掲載作品の扱いについて
- 参照。サークルの状況を鑑みて、旧サイト掲載作品の扱いを再考する必要性を感じる。
- 投票と議論をとおして、残すか残さないか決めていきたい。
- 残したいものに投票する方向が良いと思う。
- 残す場合、 。それ以外は完全削除。
- もっと目につく形で残したい作品は、pixivなどの個人アカウントへ再アップを。
- 「トップ絵」は、歴史的記録として残しても良いかもしれない。
□進捗どうですか?
■遊木
▼クラウン(短編)
- 下描きしています。
- 4月に入ってから、ほぼ進んでいない。4月期は厳しい。
■米原
▼現状と今後の方針
- 以前提出したプロットからは進んでいない。アシスタント業が忙しい。
- 17日でアシスタント一段落。その後、プロットのつくり込み。いったん「神竜様はスリムボディーを夢に見るか(仮)」を詰めて、それから「リトルガン(仮)」を詰め、両者を比較検討。
- に書いたとおり、「この作品でやりたいこと」「自分の得意分野のうちの何がいかせるか」を、「悩んでいる点」より前に入れて欲しい。守りの姿勢だけでなく、まず攻めの姿勢を見せないと、こじんまりした作品になりそう。
■霧島
▼現状と今後の方針
- プロットも何もできていない。「少年」を使おうとは思っている。いろいろ描き殴っている段階。
- とりあえず、次回までに、その時点で次回作について思いついたイメージなどを書きだしたものを提出しよう。基本的に、毎回のミーティングで提出する方向で。
#190/2019年4月某日
□進捗どうですか?
■遊木
▼クラウン(短編)
- 一昨日くらいから創作再開。本格的に制作再開する前に、慣らし。
- 改めて見直して、気になる点が見つかってきたので、修正しつつ下描きを進めていく。
- 5月期で出すため頑張る。
■米原
▼現状と今後の方針
- 前回提出した、「創作活動計画書」の改訂版を提出。
- アシスタントが一段落したので、「神竜様はスリムボディーを夢に見るか(仮)」に力を入れる。今週中にはネームを提出したい。ネームがないと反応しにくいと思うので、どんどん進める。
- 「リトルガン(仮)」は手をつけられていない。借りた本などで勉強しつつ、GWに入ったあたりでプロットをつくり提出したい。
■霧島
▼現状と今後の方針
- 事前提出されたファイル(文字に起こせそうな情報をまとめた短編漫画の企画書)について説明し、意見交換。
- 「美少年」が登場する前提で話を考えている。「美少年」と「主人公」という組み合わせ。
- 「水上の蓮華(仮)」と「月が出るまで待って(仮)」の2作品を考えてきた。どちらもAsukaを想定。
- 「水上の蓮華(仮)」について。
- 中高生は対象年齢としては厳しい気がする。もう少し上の印象。
- 少年も主人公も同年代の中学生。
- 「月が出るまで待って(仮)」について。
- 「近世」というのは、1700年代~1800年代くらいのイメージ。
- 見た目が小中学生くらいの少年と、20代前半の女性。
- 時代背景は、作品描写においていろいろ注意すべきかも。
- 連載を意識した作品として。
- Asukaを意識するなら、少年が主人公の方がウケると思う。ダブル主人公に近くて良いと思うが。
- Asukaであれば、「家族愛」を軸に作品を進められそう。
- 世界観を表現するため、背景や文化の描写は力を入れて欲しい。あと、初版グリム童話を勉強すると良いと感じる。このころのヨーロッパ各地の一般庶民の生活感や価値観を知るのに良いと思う。単純に、話のネタにも有用。
- 連載だとヴァンパイアの設定を詰める必要がありそうだけど、短編ならどうにかなりそう。
- 起承転結がハッキリしているタイプか、もっとリリカルなイメージなのか?
- 「水上の蓮華」は、ややリリカルのイメージ。「月が出るまで待って」は、もう少し起承転結があるイメージ。
- 「月が出るまで待って」は、企画的に面白いと感じるし、可能性を感じる。
- いきなり良い感じのものが来た。
- 「ポーの一族」は是非読んでおくべき。美少年、ヴァンパイア、リリカルを学ぶ上で知らねばならない。
- 今までで一番しっくりくる。
- もうネームに入ってしまおう。
- 次のミーティングまでにはネームをある程度、形にしておきたい。
□RWの10th Anniversaryに向けて
- 今後の流れをざっくりと確認。
- 4月はイメージのすり合わせ。
- 5月は具体的な内容を議論。動画関係(OPやアイキャッチなど)、収録項目、演出や構成。
- 6月、7月で、収録開始。
- 次回ミーティングまでに考えて欲しい。数多く挙げて、そこから取捨選択。 にどんどん書き込み。
① 収録内容のネタだし。
② 構成・演出関係のネタだし。
③ 動画関係のネタだし。 - 、遊木がとりあえず詳細等書き込み。
- イラスト組には、多少、素材制作を頼む見込み。
- どこから聞いてもあまり問題ない構成が良いだろう。おススメの順序は提示した方が良いかもしれないが。
- 事前に広報をして、2020年10月あたりで順次公開のイメージ。
- 9月に横浜創作オフ会なので、そのあたりで宣伝をしておきたい。
- 夏に動画を完成させておくと、ゆとりがある。
- 標準の尺は決めておいた方が良いかもしれない。目安として。
- 通常のネタは、5~10分くらいのイメージか。大きなネタは長めでも。
- 動画一本、15分くらいが妥当か。5分ネタ×3本など。
- 所縁のある人を呼ぶのもアリか。
- 話している最中にBGMは?
- ウェブラジオは、通常、コーナーごとにBGMがあるよね。あった方が良い気がする。
- 知り合いのフリー音源を使えると良い気がする。早めに声をかけておいても良い。あわよくば、フリーの充実をお願いしたい。
- 音楽をつくってもらう場合、動画制作の前に必要なので、発注のタイミングに注意。
- 次回ミーティングまでに、 に書き込んでいって、次回ミーティングでそれらを整理。
□旧サイト掲載作品の扱いについて
- 前回ミーティングでも触れたが、 参照。
- イラスト系 ⇒ 投票し、過半数を目安とし、最終的に話し合い。
- イラスト以外 ⇒ 作者が消したいと強く思う場合、申告の上で話し合い。投票はしない。
- ゼミや企画系は、基本的に、残す方向。
#191/2019年5月某日
□進捗どうですか?
■遊木
▼クラウン(短編)
- 制作を進めている。
- 4月に1回担当に連絡をした。 。 。
- GW過ぎたあたりから、以前の倍速で進んでいる。このまま頑張る。
- 5月期に出せるように頑張る。
■米原
▼神竜はスリムボディーの夢を見るか
- 事前提出されたネームについて意見交換。
- 読みやすいが、何も心に残らない。
- 雑誌として、ゆるさを売りにしているわけではないと思うので、方向性としては難しさを感じる。無料のウェブマンガなら反応が良さそうだが、商業作品として金を払うかと言ったら別問題と感じる。
- 。
。 。 - 担当に見せるとき、完全に受け身の姿勢ではなく、「つくってはみたけれど、自分としてはこう感じる」などの意見を添えるべきだと思う。その方が、有意義な関係を築けると思う。
- エースの雑誌の色を考えれば、「リトルガン」の方が相性が良いようには思う。
- オリジナリティーをあまり考えすぎなくて良いと思う。あれば良いな、くらいが妥当。
■霧島
▼現状と今後の方針
- 制作中の作品について、資料を集めている段階から抜け出していない。
- 投稿したのと同じバージョンで、昨日の出張編集部に行った。アプリ系のところを回った。
⇒ 出張編集部関連の情報は、 に書き込みお願いします。 - とりあえず、現在制作中の漫画を完成させて、ASUKAに持ち込みなど。
□旧サイト掲載作品の扱いについて
- 旧サイト掲載のイラスト作品について。
- 事前アンケートの集計結果をもとに話し合い。
- を確定しました。結果については、
参照。 - 「TOP絵ギャラリー」は、 。「らく描き」、「版権」、「メイキング」は削除。
- 旧サイト掲載の漫画について。
- 「君に贈るアリア」、「はなの花詩」、「日常の隣り」、「jealousy」、「赤」、「YABU」は削除。
- pixivで公開している作品は、削除( )。
- COMEEなど、実質的に活用していない外部サイトにある作品は削除。
- 旧サイトの「その他のジャンル」の作品について。
- 「動画」は、遊木の3作品は削除(YouTubeからも削除)。
- 「小説」は、須々木の全作品削除。夏野については、本人の意向による。
- 「3DCG」は全削除。
- 「写真」はすべて残す。
□RWの10th Anniversaryに向けて
- 詳細は 参照。
#192/2019年5月某日
□小田原遠足!
- 小田原城に行きました。(ちょっと海の方にも行った)
- 天気良好。というか、暑かった。
- NINJA館(歴史見聞館)、天守閣に入りました。
- 鉄の掟は、小田原駅近くの にて。海鮮系を食す。
- 各自、ブログなど書くと良いでしょう。
#193/2019年6月某日
□進捗どうですか?
■遊木
▼クラウン(短編)
- ペン入れが半分くらい。
- プレッシャーをかけられ始めて、今週中に提出すると担当に伝えた。
■米原
▼神竜はスリムボディーの夢を見るか
- 事前提出されたものは、 でのやりとりあり。
- どのバージョンも、読みにくさはないし、ある程度面白い。減点要素はあまり感じないが、一方で加点要素もあまりないように感じる。
- エンタメバージョンの方が紙媒体っぽいけれど、ページ数が多すぎる気がする。この作品を出すなら、かなり大きく手を加える必要があるかもしれない。
▼そもそもの話
- のぞみんは、何を狙っているのか? 目標は?
- 最近、焦っているのかもしれないが、「数打ちゃ当たる」のような感じに見える。そして、出してくる作品がどれも小粒になってしまっている。悪循環だし、もう少し考えを整理して行動した方が良いと思う。
- できれば、代表みたいに、連載用作品で考えているやつをやりたい。
- 担当さんに言われるがまま、今描いている「神竜」で押し進めると、本来やりたい連載用作品から遠ざかっていく気がする。結局、やりたいものをまずは用意しないといけないのでは。
- 「とりあえず漫画家になりたい」ではなく、「この作品がつくりたい」という気持ちがある程度存在するなら、まずはつくりたい作品を、提示できる具体的な形にしておくことが最低限だと思う。
- できた作品がジャンル不明だと思ったら、とりあえず青年誌でどうにかなる気がする。
- 担当さんに連絡を入れて、今の流れを一旦ストップして時間を確保した方が良いか。
- 最近のやり取りを考えると、意見を聞かずに走り抜けるのが良い気がしてきた。
- その通りだと思う。自分で納得することが大事。
- 謙遜し過ぎで、必要以上に人の意見に流されている気がする。もっと自分の中にあるものを貫いた方が良いと思う。
- 担当さんに意見をもらうとムカつくというレベルの作品をつくるべき。
- どうしても描きたいネタがあるから、一旦、今の流れをストップする方針を担当に伝える。
- まずは、一番やりたいものに力を注ぐべき。それがダメになったときに、他を頑張れ。
- 、自分の作品は、描きたいものに集中する方が良い気がしてきた。いま、エネルギーが分散してしまっている。
- 絶対その方が良いと思う。結局、最終的にはその方が近道だと思う。
- 手は動かしている割に、全然前進していない感じが勿体ない。切り換えて、ターゲットを絞ってやると良い。方針のぶれに注意。
■霧島
▼月が出るまで待って
- 「イイネ!」という要素は散りばめられているけれど、それがうまく噛み合っていない。
- 終わり方は良いと思う。
- まず、時系列が難しい。
- 視点は、男の子(リュカ)? それとも、二人視点?
- リュカ視点。
- リュカ視点なのは分かるけれど、女の子(クレア)も視点っぽく描かれていて、読みにくさがある。
- 間男みたいなやつが出過ぎ。読み切りでこんなにいらないと思う。
- 今の描き方だと、ミステリーの描き方のような気がする。つまり、犯人を捕まえるという流れにつながる場合の描き方になっている。後半の登場は、通り魔でも良いと思う(人間関係を描く必要がない)。
- 男が出過ぎで、本来メイン二人の関係性をもっと描かなくてはいけないのに、尺が足りていない。ヴァンパイアの仲間に加えるだけの説得力がない。長い年月を生きているリュカが一人の死をそんなに簡単に嘆かないだろう。
- そこのところが、クレア視点に感じる一因。クレア視点であれば、よく分からないままに巻き込まれてヴァンパイアにされるということで筋が通るけれど、リュカ視点なら、仲間に加える思考過程を描く必要がある。今のバージョンは、そこがないので、不自然。
- 表紙は、2ページの後で、流れをぶった切る位置に持って来た方が良いと思う。
- 視点はかなり強く意識した方が良いと思う。今の状態だと、クレア視点に感じる。
- 普通に読むと、ヴァンパイアという謎の存在に対し「どういう存在なのか?」と思いながら読むので、自然とクレア寄りで読んでしまう。リュカ視点にするということは、ヴァンパイアから見て人間を見る視点。ヴァンパイアがクレアという一人の人間に対し「なんなんだろう?」と思う流れにする必要がある。
- リュカがクレアに振り回される方が、距離感が縮まる。
- 美しいと思ってリュカを覗き込むのは、クレア視点。覗き込む様子に対し何かを思うのが、リュカ視点。ヴァンパイアであるリュカが、人間のクレアに興味を抱かなくてはいけない。つまり、クレアの特異性を描かなくてはいけない。
- リュカ視点ということで言えば、クレアに共感してもらう描写はいらない。描きすぎた。
- 「美しい」という点をリュカのコンプレックスにしようと思っている。美しいものとして、消費され続けてきたということで表現したい。
- 冒頭、リュカが半裸で、美を搾取されている場面を端的に描き、それを軽くあしらって血を吸うくらいで、十分表現できると思う。そんな感じで、圧縮していくと良いと思う。そうすると、必要な場面を描く尺を確保できる。
- 「平等に訪れるのは死」というやりとりの場面は良いと思う。
- その場面について、リュカ視点で描くのであれば、会話はクレアでしめる方が良いと思う。クレアがうなずいて終わりだと、リュカの興味がクレアに向くとは考えにくい。このくらいの会話なら、リュカが生きてきた長い年月の中で、いくらでもあっただろう。リュカの価値観の枠を超える何かをクレアが与えてくれる可能性を見せるという点が重要だと思う。
- 「美」の捉え方が、キーになるかもしれない。クレアの独特の価値観を見せるとか。
- 結局、リュカがクレアに対し「もっと話がしたい」と思わなくてはいけない。そうでなければ、一緒に連れて行こうとは思わない。
- コマのメリハリは必要。
- さらに、キャラにギャップを見せられると良い。
- もっと「美」をテーマとしてコンセプトを前面に出して良いかもしれない。「美」の捉え方は、表面的なものに留まらないし、いろいろな描き方ができる。
- 今回、リュカはクレアの絵を見ていないが、見せたい。
- 1ページ使って、絵がそこかしこに貼られたアトリエを描くなど、インパクトとキャラ性を印象付けられると良いかもしれない。
- この作品のテーマは「美」ということを画面的に明確に提示すると、物語の軸が通ると思う。
- 視点がヴァンパイアなので、実は、テーマをヴァンパイアにはできない。ヴァンパイアを追いかける話にはならない、というか、「ヴァンパイアから見た人間への興味」を描くことになる。より狭く言えば、「美」という切り口で、クレアという特定の人間に対して興味を抱くのは、軸になると思う。現状だと、コンセプトが拡散している気がする。
- ヴァンパイアが登場するのに、ヴァンパイアではなく「美」をテーマにするのは面白い。ヴァンパイアというネタを出すと、それだけでインパクトが強くなりがちだが、敢えてヴァンパイア視点にするのは面白い。人間ではない存在から人間を見るという視点は、なかなか良いと思う。
- タイトルに「月」が入っているので、もっと印象的に象徴的に描いても良いかもしれない。「美」をテーマとするなら、相性は良い。
- 大ゴマで描くと、作品としてあうと思う。大ゴマをストーリー進行に使う必要はない。
- 「月」について、タイトル、大ゴマ、ラストの3つで、うまくつながると思うし、作品として映えると思う。
□10th Anniversaryの動画について
■OPの曲のフルバージョンについて
- OPは、フルももらった。フルの扱いはどうするか?
- 最終回でフルバージョンを流すという使い方はできるが、一回しか使わないことになる。
- エフェクトを使って常に動く手の込んだPVをつけるは不可能。
- フルバージョンは、クレジットをつければ自由に使って良いとのこと。
-
。 -
。 。
■OPの演出について
- 動画冒頭に入れる短いバージョンのOP曲にあわせる演出を考えて欲しい。
- 遊木の漫画制作が一段落するまでは、動画をいじることはない。次のミーティングまでにネタを出して、それ以降に具体的に進めていく方向。
■基本演出について
- 5~15分くらいで収録することになると思うが、各回の基本的な流れをどうするか。
- 一回目の収録をするまでに、決めたい。6月いっぱいくらいで考えていこう。
- 「この動画自体の説明をどう挟むのか」「動画を収録した時期について説明を入れるのか」など。
- メタ的な要素をどうするか。
- 「RWっぽいもの」とは?
■全体構成について
- よく考えたら、収録してからでないとよく分からない。収録後に話し合って決めた方が良いだろう。
- 収録したものを並べてから、最善の形を探っていこう。
■収録順序について
- 収録順序については、 参照。須々木と遊木で決めていった。
- 「HCP」は、須々木の「レディー・バグについてのエトセトラ」のキリが良いところまで公開されてから収録。
- 「サークル外巻き込み系」は、アンケート(次項参照)を集める都合もあるので、第10回オフ会以降か。
- すぐに収録できるのは、「漫画制作ドキュメンタリーP」「雑誌関係」「ノンリレ」あたりか。基本演出の方向が決まったら順次収録。
■「サークル外巻き込み系」について
- ネット上で広く募集する系は厳しい印象。
- 横浜創作オフ会は、規模が大きすぎて厳しい。横浜月曜倶楽部やオフ会実行委員会会合など、小規模中規模の集まりの場を活用しよう。
- 「RWをどこに送り込みたいか」。アンケートをとり、それでルーレットを回す。
- 一度やればなかったことにはできないし、臨機応変にできるわけではないので、意外と手間がかかる点に注意が必要。
- アンケートをとって、集計してそれについて収録する流れが妥当。
- 真面目系より、アホっぽい系統のアンケートで。
- アンケートは、実行委員会会合までに用意。実行委員会会合で、はじめてアンケート協力願い。それ以降、あまり規模の大きくない場で順次協力要請。
■ネーミングを考えよう
- この動画企画自体の名前をどうするか。
- 考えましょう。
□各種コミュニケーションツールの活用方針整理
■
- 。
- 。
- 。
- 。
。
■
- 。
#194/2019年6月某日
□進捗どうですか?
■遊木
▼クラウン(短編)
- デジタル作業に入った。パソコンの動作が良くないので苦労している。
- 早くて6月27日(木)、遅くて6月30日(日)には終わる。
■米原
▼連載したい作品(戦記物)
- キャラデザを進めている。プロットも進めている。
- 随時、進捗を報告しましょう。3日はあけずに。
- 次のミーティング前に出すのを目標に。
■霧島
▼月が出るまで待って(短編)
- 事前提出されたネームについて。
- 内容は漫画のはずなのに、読後感が漫画っぽくない。説明が文字情報に寄っていて、小説っぽい。緩急があるはずの作品なのに、メリハリが少ない。見せ場が分からない。
- この作品の最大の見せ場は、最後のページ。
- 読み切りで、最後のページは、見せ場になりえない。
- 「見せ場」の概念が少し違うと思う。「描きたいところ」と「見せ場」は違う。
- この作品は、最大の見せ場も、途中の中規模の見せ場もわりと明確だと思う。
- 見せ場に至る情報の出し方がまったくなっていない。読者に楽しんでもらうため、どのように情報を出していくか、考慮されていないと感じた。
- ヴァンパイアは人間の食事も問題ないのか?
- 液体は可能。固形物は無理。
- 自然な形で触れた方が良いと思う。
- 吸血衝動はないのか? ずっと理性的なのか?
- 吸血衝動はない方向。
- ヴァンパイアものは、吸血シーンが一つの見せ場なのでは?
- 15p「これは保護者にうってつけなのでは…!?」について。「保護者」という単語は、この作品でかなりのキーワードのはず。この情報の出し方は唐突感がある。
- 「長寿のヴァンパイアであっても、子供だけでも生きにくい」というのを作中で表現する必要があるのでは。
- 18p冒頭「この世界は」と書かれているが、この書き方だと「世界」の情報が欲しくなる。
- 「世界」という単語を出すなら、「世界」の情報が事前に必要。そうでないなら、うまく避けるべき。「世界」の謎を解くストーリーでないので、避けるのは悪くない。
- 前回ミーティングで、「美」というテーマが設定されたと思うが、消えてしまっている。
- 「美」というテーマで、他のヴァンパイアものと差別化できていた。その「美」というテーマがなくなって、まったく特徴がなくなってしまった。はっきり言えば、今回のバージョンは、全ボツにするべき。
- 今回のバージョンで、「美」というテーマは念頭においていたのか?
- そんなにおいていない。
- それは、方針転換したということか?
- 「美」を表現するにあたって、クレアの美への執着心で描きたかったが、うまい描き方が分からなかった。
- 25-26pについて。数ページあとまで読むと分かるが、この時点では何が起きているかよく分からなかった。リュカ視点なので、間のシーンが飛ぶ必然性がない。むしろ、飛ばしたところが見せ場ではないのか。
- 間のシーンが、リュカとクレアの心情の振れ幅が最も大きいシーンのはずで、最大の盛り上がり。一番盛り上がるところをなぜカットしているのか。むしろ、このシーンで読者を大きく揺さぶらせるべく全体を構成するべきなのに、そもそも盛り上がりシーンがなくなっているのは致命的。
- 描き方がミステリーになっている。謎を提示して、それを解決するパターンであればこの構成はありかもしれないが、今回の作品はそうではない。
- それぞれ一人ぼっちだったリュカとクレアが、一緒に生きることになる象徴的シーンが、カットされた場面にあるはずの吸血シーンのはず。漫画的に最大の見せ場のはず。
- この部分から逆算すれば、「保護者」という言葉の扱いや伏線の張り方も自動的に決まってくるはず。
- 8p「あなた、ヴァンパイアでしょ?」は結構唐突感があった。これ以前に、ヴァンパイアを匂わす情報は何もない。
- リュカは、クレアをヴァンパイアにすることに対し、なぜ葛藤があったのか? ヴァンパイアにするのは何か不都合があるのか?
- 作中で触れてはいないが、実は、リュカももともと人間。だから、途中、「純血」という言葉を出している。自分と同じ道(孤独なまま永遠に生きる)を歩ませたくなかった。
- クレアは、ヴァンパイアになることに抵抗がないように描かれている。また、リュカは、クレアとともに生きたいと読み取れる。つまり、そもそも何の障害もないように感じるのに、なぜか終盤で葛藤が描かれている。情報が噛み合っていない。
- 断片的な情報までは自分の中にあるが、それを繋げるところまで至っていないと思う。
- 以前、「潮騒」のストーリーラインをミーティングで組み上げた。そのやり方が必要だと思う。
- この作品は、要素は出そろっているし、個々の要素のデキは良い。主要キャラが二人、テーマも明確、起承転結も分かりやすいので、ほぼ自動的に組めると思う。
- 以前、「すす竹」のとき、似たようなやり方をしたが、組み上げたものからできてきたものは、なぜか別方向に進んでしまっていた。組み上げるところだけでなく、組み上げたものを形にする部分にも何か課題があるように感じる。
- 「クレアが絵を描く」という要素は、何か活かされているか?
- むしろ、「薬売り」「魔女と言われて」の方が記憶に残るくらい。
- 「薬売り」「魔女と言われて」など、余計な情報はいらないだろう。
- クレアの美への執着は表現する必要があるので、クレアの作品を見せるべきだろう。
- 祖母は、最近死んだんだっけ?
- 一週間前に死んだ。
- だいぶ前に死んだことにした方が良いだろう。
- 孤独を感じる十分な期間が必要。また、その間、絵をいっぱい描く時間が必要。
- リュカとクレアは、ヴァンパイアと人間であり、まったく違う立場。ただ、その中で互いにシンパシーを感じなくてはいけないが、今回それは「孤独」だろう。クレアは長く「孤独」と向き合っている必要がある。
- 作中で祖母の存在感はもっと薄める必要がある(話が拡散しないように)。その効果もある。
- 例えば、「クレアの画材が、祖母の薬の調合の道具の使い回し」などの表現はアリ。小物などに説得力が出てくる。
- 長い期間、ひたすら絵を描いてきたというのを、大量の作品で表現すれば、言葉で語る以上に、ぞっとするような「孤独」を見せられる。普通のレベルの「孤独」でヴァンパイアと同調することはないはず。尋常でない様子を表現しなくてはいけない。
- 設定の説明が多すぎる。
- 雑談をしているようで、実は単に無駄な情報を説明させている。ただ、この作品において必要のないものが多すぎる。
- クレアがスケッチしている間、ヴァンパイアの設定を語っているだけ。しかし、それらはまったく不必要な情報。
- ヴァンパイアの「吸血」について。
- ある程度まで血を吸っても人間はヴァンパイア化しない。致死量まで吸うと、ヴァンパイア化。
- 極論、人間に少しずつ献血してもらえれば、共存できてしまう。
- ヴァンパイアも体内に血が流れているのか?
- ヴァンパイアの設定は、もっと考えた方が良いと思う。
- ヴァンパイアはたくさんいるのか? どうやって生きているのか? 血以外は栄養源にならないのか?
- ヴァンパイアは、いっぱいいるイメージ。血というか、人間の精気を吸って生きている。吸血は効率的。
- この世界では、ヴァンパイアは、どのような認識のされ方をしているのか?
- 「ヴァンパイアがいる」とは広く認識されている。あまり遭遇はしない。
- ヴァンパイア以外には、ファンタジーな存在はいるのか?
- 魔女など、他にもいて良いと思う。
- そうすると、「リュカの孤独」に説得力がなくなる。
- 人間メインの社会だからこそ、ヴァンパイアとしての孤独が成立するはず。
- 「怪物チーム」をつくれば良いことになってしまう。
- ヴァンパイアが血を吸うときは、基本的には殺すのか? ヴァンパイア化しない程度に吸うとしても、目撃者を消すために殺すのか? 吸っている最中、吸われている側はどういう認識?
- 吸血のとき、基本的には殺さない。吸われている側の記憶は消される方向(意識朦朧、記憶混濁など)。
- ヴァンパイアを見分ける手段は?
- 外見的に、尖った耳や犬歯が特徴的。目の色や髪の色からは分からない。
- バッタリ遭遇して、ヴァンパイアであるとバレたらどうするのか? 複数人に目撃されたら、みんな記憶を消すのか?
- あまり人がたくさんいるようなところには行かない。
- リュカは「保護者」が必要なんだよね? 人がいるところに行かないなら、保護者は必要ないだろう。
- 「保護者が必要」に説得力を持たせるための、ヴァンパイアの生態の設定が必要。
- 人間社会に紛れ込むと、そのときはじめて「子供一人」が浮く。「保護者」という言葉を使う以上、人間社会に溶け込む必然性が必要。
- ただし、「見た目ですぐ判別可能」「人間社会で共存不可」の両方は同時に成立不可。どちらかの条件はナシにしないと無理。
- 「見た目」の方を変更か。普段は人間に化けている、とか。
- 吸血のときだけ身体的特徴が発現する、もしくは、心理的に昂ったときに身体的特徴が発現するなどの設定があれば可能。気持ちの高揚のバロメーターとするのは、使い勝手が良い設定。
- 普段は人間と区別のつかない見た目。気持ちの高揚で特徴が出る。
- そうすると、人間と接するとき、平静を保つ必然性が出てくる。そして、人間に対して執着心など持つことができなくなる。孤独に生きることに説得力が出てくる。
- 「リュカがヴァンパイアの中でも特殊」という設定は、短編ではやめた方が良いと思う。
- 他のヴァンパイアに言及する必要が出てきてしまう。話がややこしくなる。
- ヴァンパイアは長生きしたいのか? 死にたくないのか?
- 普通のヴァンパイアは死にたくない。人間からヴァンパイアになったリュカは、固執していない。
- それでは、なぜリュカは生き続けるのか? いやになったら自殺すれば良い。
- ヴァンパイア同士から生まれたヴァンパイアは、ゆっくり年をとって死んでいく。人間がヴァンパイア化したものは、不老不死。きっちり決めているわけではないが、リュカは死ぬことができない方向。
- その設定は危うい。多くのヴァンパイア作品では、人間のヴァンパイア化のみ。繁殖能力はない。繁殖能力があったら、ヴァンパイアが独立の社会を築けるので、人間との軋轢はなくなり、まったくストーリーが進まない。
- そもそも、この短編では、「リュカ以外のヴァンパイアがいる」を匂わせるべきではない。
- 軋轢がなければ、作品が成立しない。ヴァンパイアが繁殖可能な場合、ヴァンパイア社会と人間社会の軋轢を描く必要がでてくる。ただ、話のスケールが大きすぎて、短編向きではないし、今回目指す方向ではないだろう。
- 設定はたくさん考えるべきだが、描くべきではない。
- 触れる必要はないが、当然、この「世界」がどんなものかはしっかり考えるべき。
- 今のところ、情報量の不足、情報同士の整合性の破綻、出す出さないの線引きのミスを感じる。
- リュカがクレアを連れて行きたいと思う説得力が不足。二人の価値観を描き、十分に仲を深める描写が不足している。
- 結局、「二人が出会う」→「事件」→「クレアがヴァンパイアになって、二人でゴー」というシンプルなストーリーライン。説得力をもってこれを描ければ良い。非常にシンプルで短編に向いている。
- 二人の共通項は「孤独」。ストーリー全体を包むテーマが「美」。
- 「孤独」についての説得力。リュカは「子供である」「ヴァンパイアである」という点、クレアは「家族が他にいない」「美に対する異常な執着心」という点で孤独につながる。
- リュカは消極的孤独、クレアは積極的孤独のイメージ。クレアは、孤独を避ける手段はあるはずだが、孤独を自ら受け入れているイメージ。リュカよりはるかに短い時間しか生きていないクレアの方が、孤独にうまく向き合っている。そんな印象を勝手に抱いている。
- 一方で、クレアは、すでに孤独という感覚が麻痺しているとも考えられる。クレアには、もっと狂気の要素が欲しい。通常、痛みを感じるべき状況で痛みを感じていない様子は、狂気を感じさせると思う。孤独を感じるべき状況で、それを感じないほど麻痺して一心不乱に絵を描いていれば、それは狂気と思える。絵を描くという行為がドラッグのように機能するくらいが妥当。
- リュカが視点なので、クレアを見てゾッとするくらいが適当だと思う。ヴァンパイアであるリュカが、人間のクレアにゾッとするというのは、かなり異様でなくてはいけない。そのためのクレアの狂気が欲しい気がする。長寿のヴァンパイアが場当たり的に仲間にしないだろうし。
- 一見普通に見えるクレアだが、その家の中は、とんでもないことになっていて、そのギャップにゾッとするという表現はアリ。孤独に対して説得力が増す。
- クレアがリュカと出会って、それまで麻痺していた孤独という感覚に気付くという流れにもできる。
- 「事件」の部分について。「ヴァンパイアにせざるを得ない」より「二人で生きることを決意する」という方向から考えた方が良いと思う。つまり、二人の心情面を描く方向から考えた方が良いと思う。
- リュカと出会ったことによってクレアが「孤独」の感覚を取り戻し、他者との関わりを持とうとした結果「事件」が起きた・・・などという流れにすると、皮肉も込められていて、個人的には面白い気がする。
- リュカがクレアを連れて行くところに説得力が増す。
- 罪滅ぼしのような解釈が可能になる。
- クレアは人間なのに引きこもり、リュカはヴァンパイアなのに社交的な傾向を感じて、その対比が面白いと感じていた。
- 一人だから孤独なのか、大勢がいる中での孤独なのか。二つの種類の孤独が、二人のキャラに見出せるのは面白いと思っていた。
- 作品の形式的に、自分が今つくっている「クラウン」に似たところも感じる。「クラウン」では、二人が出会い、それを「怒り」というテーマで包んでいる。
- もっと「美」をうまく使いたいところ。
- リュカが主人公なのでそこに注目すると、「平常モード(安定の精神状態)」→「クレアと出会って価値観が揺さぶられる(だからヴァンパイアの特徴が発現してバレる?)」→「葛藤」→「何らかの心情的決着」となるだろう。
- 「クラウン」と少し違うのが、ヴァンパイアとしての「平常モード」の描写が必要な点。
- ヴァンパイアとしての安定した「平常モード」が、クレアに崩されなくてはいけない。この部分から、クレアというキャラの描き方を考えていかなくてはいけない(リュカとクレアの対比)。
- 同時に、一緒に行くことになる流れから考えれば、二人に共通項が必要で、それこそが「孤独」という要素。
- 「事件」の描き方がポイントだろう。画面的にも見せ場だろう。
- 「事件」に至る過程で、読者にどう感じて欲しいか? 「事件」までの尺で、「二人には一緒に行って欲しい。しかし、絶対に無理である」と思わせる。それを、「事件」でひっくり返して「一緒に行く」。このカタルシスがエンターテインメントとなる。
- 結局、人間と一緒にいられないヴァンパイアを読者に認識させるため、ヴァンパイアの設定を描く必要がある。これが、作中で描く設定の基準となる。
- これらの条件を満たす「事件」を描く。「絶対に無理」をひっくり返すような「事件」でなくてはいけない。制約条件はそれなりに揃っている。
- クレアをその場所に縛り付ける何かがあった、というイメージ。
- 祖母を絡めると、話が拡散しそう。絵を描くことに執着した方が良い。普通の人の感覚で描かない方が良い。
- 動かせないような大きな作品を長い年月かけて制作している・・・など。
- ただ、そうすると、リュカが生き続ける理由が必要。というか、クレアが人里にいないので、クレアが死ぬまで滞在しても、リュカの生きる時間から考えれば、大したことにはならないはず。
- リュカは、まったく留まることができない理由が必要。自分が滞在することで、クレアに危害が及ぶ(クレアの生き方によくない影響を及ぼす)、など。
- 結局、「リュカがなぜ生き続けるか」を考えなくてはいけない。そうでなければ、流れていく必要がなくなってしまう。
- 一人なのに生き続けるなら、その理由が必要(誰かのために生きるわけではないので)。
- ヴァンパイアは腕力が強いのか?
- 生存能力だけでなく、身体能力が高いイメージ。
- 感覚が鋭いはアリだが、身体能力が高いという設定は、「美を搾取される」というのとは逆方向だと思う。「弱いけれど、生存能力が高い」という方が妥当だと思う。
- ヴァンパイアは、「死にたいと思っても死ぬことができない」「倒す手段がない」というのが妥当か。
- これだと「生きる理由」は必要ないので、問題は解決できる。
- 「弱いのに死ぬことができない」は、ある意味、究極の奴隷であり、悲惨すぎる状況。そうすると、同じ状態にクレアをしたくないと思うのは必然で、強い葛藤に繋がる。
- 「死にたいと思っても死ぬことができない」以上、生きていくことになる。そうであれば、できれば苦しくないのが良いだろう。消去法的な生き方。
- これらの要素を組み込んだ葛藤は、心情的に繋がると思う。「事件」の条件は揃ってきた感がある。
- 死なせてあげた方が良かったかもしれないが、リュカはエゴを貫いて一緒に行くことになるのだろう。
- 「連れて行かざるを得ないのか」「リュカがエゴを貫いて一緒に行く」のか。ストーリー的に後者の方が盛り上がりそう。リュカは主人公なので、最後まで消去法的な選択も良くないだろう。
- 自分に正直に生き方を選択するクレアに対し、リュカはどこまでも消去法的だった。それが、クレアに感化されて、結果的に、リュカのエゴが表に出て一緒になる・・・という流れか。
- リュカの変化のきっかけはクレアだが、同時に、リュカの執着心がクレアに向く必要もある。
- いろいろ考えたが、もちろん、描きたいシーンから考えていくのもアリだと思う。
□10th Anniversaryの動画について
■基本演出、全体構成について
- それぞれのネタに対し、別撮りのタイトルコール、コンテンツ紹介を手前に置く形式。各ネタについては、尺が長くないので、内部をさらに細分化する必要はないだろう。
- 編集等の労力は最小化したい。スムーズにするため、司会進行、進行ルール(タイムテーブル)は収録までに整理しておく。
- 「ブログCM」は、CMというよりは、紹介コーナーに近い。結局、URLは動画概要欄に載せることになると思われるが。
- 動画概要欄は有効活用。大きく二つに区切って、一方は遊び要素、もう一方は各種必要情報(URL等)掲載。RWは、無駄に情報量が多いのも特徴だと思うので、うまく活用したい。遊び方については、事前に詰めておきたい。
- ブログの活用方法はどうするか(以前のWEBラジオは、更新のたびに記事をあげていた)。ブログ記事をあげる場合、そのスペースも活用できる。ブログは、RW関連コンテンツで一番更新されるものでもある。
- 今回の動画は、短期間に大量に更新する見込み。そのたびにブログを更新する必要はないかもしれない。
- YouTube、ツイッター、ブログの3つが、動画に辿り着くための入り口。動画概要欄、ブログ、ツイッターなど、動画をアップするにあたり、動画そのもの以外の部分をどうするか。
- 動画投稿後に変わる可能性のある情報は、動画ではなく概要欄へ。
- 動画概要欄には、できれば遊び要素を入れる方向。一発芸的な方向でセンス良く。動画そのものをネタにして、フォローすることもできる。
- ブログは、動画制作の舞台裏に触れるのもアリ。
- ツイッターは、拡散や反応の手軽さが強み。ツイッターは、専用ハッシュタグを使うべきか。
- ある程度、個別のネタを収録していくと、最終的に収録するネタのすべては確定するだろう。半分くらい収録が進めば、「あいさつ」(個別のネタ以外)の部分も収録可能になるだろう。
- ラストにも「謝罪」など、メタ的にフォローするパートを入れることは可能。
- 「個別のネタ」の最初の収録は、「雑誌制作」が良い気がする。無難。
- だいたい司会は須々木が良いだろう。そうでないと、話すことがなくなってしまう。
- 具体的に話を進めるのは、遊木が原稿を終えてからにしよう。
- OP動画の演出、タイトルなどは考えましょう。
#195/2019年7月某日
□10th Anniversaryの動画について
- のあった内容について、話し合い。
□第9回横浜創作オフ会に向けて
- 9月14日(土)に開催。近日中に日程のみ先行告知。
- 「Random Walk TIMES」はできれば発行する方向で。
□進捗どうですか?
■遊木
▼クラウン(短編)
- 完成して提出。現在待機モード(月例賞なので結果はじきに出るだろう)。
- にまとめ書き込みをした。
- 以下、事前に書き込んでいなかったもの。
- 理性的なキャラを引き立てるのに小動物は有用だった。
- トリスが描きにくかった。キャラを捉えきれていなかった。
■米原
▼ヴァイオレット(仮)
- 事前提出されたものについて。設定や全体の流れなど。
- 設定については、須々木がいったんチェックの書き込み済み。
- いろいろ簡単に確認(詳細はボイレコ)。
- 1話が面白くない気がする。
- 商業、非商業を問わず、1話はある程度面白いものであるべき。やり方はいろいろある。
- 「ピグマリオ」を読むと良いよ。
- 早くネームを見たい。
▼神竜はスリムボディーの夢を見るか
- ネームまでは形にしておきたい。ゆっくり進行中。そのうちサークルで確認してもらうかも。
■霧島
▼月が出るまで待って
- 事前提出されたプロット(Excel)、設定(Word)について。
- 須々木は事前提出されたものに対するメモ書きをレジュメにして配布。レジュメの順に各種確認(詳細はボイレコ)。途中、必要に応じて遊木などもコメント。
- 「ヴァンパイアが記憶操作できる」というのは強力過ぎる。これだと、ヴァンパイアであるリュカが保護者を必要とする状況にしにくい。そもそもヴァンパイアが正体を隠す必要がなくなってくる。
- 現状の設定だと、人間とヴァンパイアの間に軋轢がうまれる構造は見てとれない。つまり、リュカとクレアが一緒になれない状況はつくれない。要考慮。
- この世界における普通を考えることが第一歩。「普通の人間たちの感覚」「普通のヴァンパイアたちの感覚」が定まって、はじめてリュカやクレアの特殊性を表現できる。
- 総括すると、「ヴァンパイアの設定がまだ不十分」→「リュカの設定が不十分」→「主人公リュカのキャラが不十分なので、プロットが不十分」となっている。
- 特に、「リュカが保護者を求める」を裏付けるヴァンパイアの設定は必須。この部分が、リュカというキャラの綻びにつながっている。
- リュカについては、「100年以上生きてきたヴァンパイア」というキャラにできていない。もっとしっかりキャラをとらえる必要があるだろう。
- 「他者と関わろうとするヴァンパイアのリュカ、他者との関わりを否定する人間のクレア」というのは、普通と逆で面白い。しかし、そこに説得力を持たせられていない。
- 「リュカとクレアは一緒にいられない」という状況をしっかり描かないと、クライマックスがまったく生きてこない。かなりのテコ入れが必要。
- ページ配分の緩急が足りていないと思う。
- 現時点で、設定についてはボリュームや整合性という点でかなり足りていない。一方、プロットでは、設定を盛り込み過ぎている印象。描くべき軸を基準に、要不要をもっと厳しくチェックしていく必要があるだろう。
- 「ヴァンパイアなのに保護者が必要」というのは、この作品の面白い要素。しかし、そこに説得力がないのが致命的。惜しい。
- 今回、設定やプロットのファイルをチェックできて非常に良かったと思う。ネームのやり直しになる理由がよく分かった(よって対策がとれる)。
#196/2019年7月某日
□10th Anniversaryの動画について
■OP演出確認
- のあった内容について、話し合い。
■横浜回について
- のあった内容について、話し合い。
□進捗どうですか?
■遊木
▼現状と今後の方針
- にシンマン賞の結果連絡が来た。期待賞だったので、デビューできず。おそらく、また読み切りを描くことになると思う。
- 現状では、次の読み切りで「Doors」をやりたいと考えている。「クラウン」と比較して、商業的に扱いやすい素材だと思う。須々木と軽く打ち合わせをしている。
- 編集との直接打ち合わせのとき、アピールするための資料を用意しておきたい。
■米原
▼現状と今後の方針
- 月例賞を意識しすぎて、小粒な作品が続いてしまっているのが問題というのは、以前も触れた通り。意識を分散せず、本当に戦える作品に集中した方が良いと思う。特に、連載したいと本気で思える作品を頑張るべき。
- 今回は、「ヴァイオレット」については進捗は特になし。新たに、連載を前提とした2作品「キミのおとぎ物語」、「終わりの妖精物語」の構想を説明。
- 「キミのおとぎ物語」は、「ヴァイオレット」と比較すると、扱いやすそう。
- いずれにせよ、連載したいと思って頑張る作品を一つに絞り、集中してやるべきだと思う。
- 「キミのおとぎ物語」を頑張りたい。
- 漫画としてイメージしやすいものを用意すると良いと思う。とりあえず、連載漫画だと思って、「キミのおとぎ物語」冒頭50ページくらいのネームをつくろう。他は封印。
- これをもって、担当さんに「一緒にこの作品で連載したい」と思わせたい。
- 担当さんに「連載を強く意識している」と伝える上でも良い。
■霧島
▼月が出るまで待って
- 事前提出された設定(Word)、プロット(Excel)について。
- まず、現状説明。設定を詰めて、プロットを詰めたい。前回までの方針は踏襲している。シナリオも、普通に緩急のある作品を目指している。
- プロットを読んで、以前のものより、リリカルに寄った作品にしたいのかなと思った。
- そういうつもりは特になかった。
- 設定ファイルを見て、以前のような破綻はほぼなくなった気はする。一方で、読み切りの尺の中で、理屈を通し解決すべき事項を解消できるかというと、かなり疑問ではある。裏設定として筋が通っていても、読者に伝わらなければ意味がない。
- 設定と描きたい作品の雰囲気が、なぜかマッチしていないように感じる。設定だけ見るとバトル少年漫画的な印象を受けるのに、プロットを見ると情緒的な作品に見える。
- ASUKAへの投稿ということを考えると、そのための要素があがってきていないような気がする。要素はあるが、その要素の方向性にズレを感じる。
- 全体の完成形のイメージを持たず、設定をつくるときは設定だけ、キャラをつくるときはキャラだけ、プロットをつくるときはプロットだけ、というように、狭い範囲だけ絞って考えてしまっているため、個々に見るとおかしくないのに、全体のテイストが噛み合わなくなってきているような気がする。
- 「保護者が必要」の説明が、裏設定としては繋がっていても、現状だと作中で説明できていない。これはマズい。ボリューム的にも、作中に組み込めない。
- 「保護者が必要」という設定そのものを削除するという解決手段がある。短編ということを考えれば、この設定を組み込もうとすると、大変厄介なことになってしまう。
- ノエルとクレアの関係性を描くのがメインで、ヴァンパイアの設定で墓穴を掘らないようにバランスをとる必要性があるだろう。つまり、ストーリー展開で、ヴァンパイアの設定そのものが伏線になるような形は避けるべき(その場合、ヴァンパイアの設定に触れていく必要が出てきてしまうが、キリがない)。
- 「保護者が必要」という情報に言及しなければ、結構どうにかなるのでは。
- ヴァンパイアに関する情報をかなり抑えても、他の要素で十分見応えのある作品にできると思う。
- もう一回プロットを出し、確認してもらって、次のミーティングまでにネームへ。
#197/2019年8月某日
□10th Anniversaryの動画関連
■「雑誌関係」収録
- 初の収録。
- 事前書き込みのような話題に触れつつ。
- 収録データは、ミーティングのボイレコデータとセットでストレージしています。
■LINEスタンプ
- に書いた通り。
□第9回横浜創作オフ会に向けて
■最新情報
- 初参加2人を含む7人の参加受理。
■ペーパー
- ぺらっと1枚で。前回は発行していないので、一応発行しましょう。
- 今回は、即売会などで配布しそうな、所謂「ペーパー」を。
- サークル紹介、近況報告など。
- インク(血痕)で、公開したくない情報が判読不能になっている仕様。
- 文章は須々木、加工は遊木。
■名刺
- 表のデザインは、差し替えたい場合は今月中に遊木まで。
- 裏面は、繋げて楽しめるパターンにする方向。遊木に一任。
□アウトドア企画
- 日程は、9月2日(月)、3日(火)の一泊二日。
- 奥多摩の の方向。
- JR青梅線の終点、奥多摩駅より 。
- 駅前に、スーパーなどあり。
- 。 。
- 。
- 。
- 。 。
- 。 。
- 参加見込みは、遊木、須々木、霧島、米原。参加の可能性がある程度あるのが、
など。
□進捗どうですか?
■遊木
▼現状と今後の見込み
- 担当さんとのやり取りは以前書き込んだ通り。
- に須々木とネタ出し会議をした。「Doors」の短編版と、完全新作短編の二つを考えている。
- 見せられる状況になったら、プロットのようなものを担当さんに見せる方向(一週間~10日以内)。その後は、担当さんのリアクション次第。
■米原
▼キミのおとぎ物語(仮)
- 事前提出されたものについて。一話のラストのネームなど。
- プロットに対する担当さん(エース)の反応は事前書き込みのとおり。
- コミティア出張編集部に持って行きたい。
- 背景描き込みをしっかりアピールできる材料を持って行くべき。
- どの系統もあわせられそうだが、描きたいように描くなら青年誌なのかな、という気はする。
■霧島
▼月が出るまで待って
- 事前提出されたネームについて。
- 好みの問題で言いたいことはあるが、全体としてよくできている印象。
- 情報の出し方の連続性など、細かいところは気になる点があったが、全体として非常に良いと思う。
- 画面的に、コマの多さを感じる。全体的に、単調に感じる。
- それぞれのシーンについて、順に指摘していきました。詳細は、ボイレコデータを。
- 2ページは増やす方向。
#198/2019年8月某日
□10th Anniversaryの動画関連
■動画関連全体のお話
- 本部ホワイトボードに関連情報まとめを掲示しました。
- 前回のを聞いて、もう少しテンポよくやる方が良いと感じた。
- 座談会タイプの進行役が必要だろう。
- 最初と最後は、しっかりしめよう。
- RWを知らない人が聞いても、最低限ついて来られるように意識。
■「ノンリレ関係」収録
- 前回に続き、2回目の収録。進行は、遊木。
- 事前書き込みのような話題に触れつつ。
- 収録データは、ミーティングのボイレコデータとセットでストレージしています。
□第9回横浜創作オフ会に向けて
■最新情報
- ミーティング時点で、初参加3人を含む15人の参加受理。他にも、複数の参加意思表明。
- 参加者個々の情報など、軽く共有。
- 「こんな人にも来て欲しいよ」アピールなどしていきましょう。
■その他
- ペーパー、名刺、yokoyamongooseさんのフリーパスなど、オフ会までに準備。
□RWアウトドア企画@奥多摩
- 諸々の確認。事前に に書き込んだ通り。
- 現時点で、遊木、須々木、霧島、米原、荻野(夜月)、南さんが参加の見込み。
- 。
。 - 。
- 。 。
- 服装は、気候などを考慮しましょう。夜は涼しい可能性あり。
- エッセイ漫画は、空気を読んで。
- 持ち物は、各自適当に。あまり大荷物にしないように。
- 須々木は、ザックである程度、いろいろ持って行く予定。
- 質問などあれば、随時。
- 一番大事なのは、体調管理。しっかり楽しめるよう、万全のコンディションで。
□進捗どうですか?
■遊木
▼現状と今後の見込み
- とりあえず複数案準備中。一つは、Doors。もう一つは、横浜とアートを扱った作品。
- プロットを進めている。もうすぐできる(あと一日、二日)。その後、担当に送る。
- イメージを膨らますため、実際に歩いて回っている。
■霧島
▼月が出るまで待って
- 事前提出されたネームについて(ミーティングには、さらにもう少し手を加えたバージョンを持って来た)。諸々の確認と意見交換。
- あとは、今回の話し合いを踏まえて多少修正して、どんどん描いていく方向。
■米原
▼コミティア出張編集部の報告と今後の戦略
- 事前に報告書き込みをしているので、その内容の確認など。
- ヤンジャンはいなかった。へこむ。
- ウェブマンガ、少年誌は、もう持って行ってもしょうがないと思う。青年誌中心で。ヤンアニに持って行った方が良かった。
- それぞれの編集部から言われたことは、どれも「そう言われるだろうな」という印象。
- 今回言われたことは、あまり重視し過ぎない方が良いと思う。
- 今後は、まず、しっかり準備をしたうえで、青年誌の編集部に持ち込むのが優先。
▼キミのおとぎ物語
- 事前提出されたものについて。
- ウェブマンガ、少年誌を除外して考えれば、一話の時点で、物語全体の目的を提示することにこだわる必要は、あまり感じない。現状の一話の持って行き方は、個人的に好印象。変にバランスを崩さない方が良いとも思う。
- 青年誌ということで考えれば、しっかり世界観を感じさせるもの(画面づくり、描き込みetc)があれば、見てもらえるし、評価される。その点を重視すると良い。
- 面白いと思う。余計なことは考えず、勢いのままにつくっていくのがベストだと思う。まずは、他の人の意見も気にせずやって良いと思う。
- 一話完成原稿、二話ネームは、最低限準備してから攻めていきたい(できれば、他に設定資料などもまとめたい)。11月24日のコミティアを目指して。
- 早め早めで進めていこう。作業順序は、自分でやりやすいように。〆切は自分で設定して書き込んでおこう。
- コミティアの半月前には、準備完了できるように。そうすれば、間にミーティングが一回はある。
#199/2019年9月某日
□RWアウトドア企画@奥多摩
■概要
- に事前に書き込んだ通り。
- 天気も特に問題なく、基本的に予定通り満喫。良いところでした。
- 当日を中心に、ツイートのまとめはこちら ⇒ https://togetter.com/li/1400535
#200/2019年9月某日
□進捗どうですか?
■米原
▼キミのおとぎ物語
- COMITIA後、担当に現状報告。「返信が遅れるかも」という連絡を受けて、待っている。
- メインのキャラクター設定を考えている。ネームの修正も(2ページ増やして、冒頭など修正)。
- 「キリの良いところ」ではなく、「決められた日付で強制的に提出」の方式にしよう。
- 週2回提出。日曜と木曜。
- 必ずその時点でのすべてのファイルをストレージし、前のバージョンからどこが変わったのか書き込み。
- キリが悪いかどうかに関係なく、必ずその日のうちに提出。ギリギリにならないよう。
- どの時点でヤンジャンに持ち込むかを決めておこう。
- 現在の1話(70ページ超)を、2話構成に分割。その1話は完成原稿にし、2話は丁寧なネームに。
- 年内に持ち込みは絶対条件。12月は編集部が忙しいので、11月中に持ち込むべき。ミーティング日程を考慮すれば、 に、持ち込みに必要なものを揃える流れ。この日程だと、11月24日(日)のコミティア出張編集部に持ち込む場合でも、間に一つミーティングを挟める。
- 現在の1話(70ページ超)を、2話構成に分割。内容的にも、分割は可能。中だるみを避け、現実的な制作スケジュールにする上で、妥当。
- 中盤、描写の不足で読者がおいていかれそうな感じでもあるので、よりしっかり描きつつ分割する方向。その方が、商業的なエンターテインメント作品に近づくだろう。
- 分割後の1話を完成させて、分割後の2話は見やすいネームに。1話は背景も含めてしっかり完成させる必要あり。
■霧島
▼月が出るまで待って
- ペン入れが半分くらいまで進んだ(〆切は月末)。2ページ目まではトーンを貼ってみた。
- ひたすらやるだけ。
■遊木
▼現状と今後の見込み
- 改めて の内容を説明。
- 試行錯誤している「藝術街譚」をまとめ直して提出したい(3、4日以内に)。
- ニッチなネタをエンターテインメントにできるかが、今作の制作におけるテーマと考えている。
□第9回横浜創作オフ会まとめ
■概要
- 参加者は35名。一次会33名、二次会25人(10人離脱、2人合流)、三次会17人、四次会(一蘭)7人。一次会は過去3番目タイ、二次会は過去4番目、三次会は過去3番目タイ。
- リピーター28名、初参加7名。リピーターは過去最多、初参加は過去5番目。
- リピーターのうち、9回目(皆勤)4名、8回目5名、7回目2名、6回目3名、5回目1名、4回目5名、3回目3名、2回目5名。
- 男性22名、女性13名。男性は過去4番目、女性は過去最多タイ(一次会、二次会、三次会のすべてで、女性人数は過去最多)。
■参加者情報まとめ
- 参照。
■感想等
- 初参加の人とほとんど会話していない。 と話す時間が多かった(一次会で話さなかった内容を、二次会で話し出した)。自己紹介のとき、聞こえるところに座っていたので、最低限の確認はできた。
- 普段は移動することが多かったが、今回は特定の人と長く話した。
- あまり移動せずに長く話した。新しい人ともっと積極的に話せばよかった。
- 結構、あちこちで喋った。それなりに無難にできたと思う。
■次回以降に向けて
- 次回、第10回は、2020年3月20日(金・祝)か21日(土)の見込み。早めに確定させる方向。
- 実行委員会会合は2月8日(土)。RW 10th動画のアンケートもやる。
- 第11回以降、サイトのイラストをさげて欲しい。素材系はいろいろ一新して欲しい。
- 今のところ、オフ会は、今後も継続路線。参加者は30~50人くらいで安定しそうな雰囲気。
- 第10回のタイミングで、RWとして何か大きな成果を発表したい。
□10th Anniversaryの動画関連
■「小企画」収録
- 遊木が事前書き込みした「小企画」で収録する予定だったが、時間とエネルギーの都合で次回に延期。
- 企画内容を遊木が補足。
- 収録の後に、軽く振り返りもしたい。
#201/2019年10月某日
□進捗どうですか?
■遊木
▼現状と今後の見込み
- 担当に再提出したバージョンのプロット(藝術街譚)をストレージしていないことに今朝気付いた。ストレージします。
- 担当に突っ込まれたところのメモ書き入りで見てみたい気がする。
- 今週、木曜に担当と打ち合わせ。今後の流れは、打ち合わせ次第。
■霧島
▼月が出るまで待って
- 原稿完成し、提出。結果は、11月末に分かる。
- ネームまでを確認してもらって、下描き以降の確認はしてもらっていない。下描き以降で、表現のニュアンスを変えたところなどあったが、時間に余裕があれば、確認してもらうのが良かったかもしれない。もっと時間が欲しかった。ウェブで公開する場合、加筆修正したい。
- 背景などは、もっと描き込みしたかった?
- 背景というか、バラなど雰囲気を出すための描写のディテールは、もっと頑張りたかった。
- 少女漫画で考えると、背景が固い気がする。
- 少女漫画は、線がもっと細い方が良いかもしれない。
- ヌキがないから固いのかもしれない。
- 黒が強いのかな? 少女漫画の背景で、完全に黒になるところはあまりない気がする。
- 抽象表現が、リアルすぎる気がする。
- 夢の中の描写なら、リアルに描いても良いと思うが、それ以外のシーンで効果として抽象表現を入れるとき、リアルすぎると違和感が出る。
- 部分ごとに見ると、どんどん技術がレベルアップしている。あとは、それらを馴染ませるところが次の課題だと思う。
- 黒髪のキャラがいないから、画面の引き締めに苦労したんじゃないかと思う。
- 前作と比べて、ずっと楽しかった。
- 作画に入る前のステップを、いかにシンプルにできるか。やり取りを重ねていく中で、右往左往している場面があった。
- 「何が狙いなのか」「読者にどう感じさせたいか」という軸の部分を、良い意味でシンプルにしていく必要がある。
- 軸を設定し、その軸をどの程度重視するのかという、意識の部分の改革が求められる。
▼今後の見込み
- 以前、作品をつくるときに考えていた別案をまとめようかと。以前やり取りしていた「マンガMee」(集英社)と相性が良いような気がする。
■米原
▼キミのおとぎ物語
- 代表とのやり取りで、テーマは「童話×遊戯」に。
- もともと「遊戯」の要素を途中に挟む気はあったが、全体のテーマとしては考えていなかった。
- やり取りをしていて、「読者に何を感じさせたいか」の甘さが目立った。米原が言うのは、いずれも「読後感」に関するものだったが、必要なのは、呼んでいる最中に何を感じてもらうかのイメージ。
- 「遊戯(ゲーム)」は、頭脳戦など特定のジャンルなのか?
- ジャンルを限定せず、様々なタイプを広く。
- 「遊戯(ゲーム)」の何を楽しませる方向か?
- 「遊戯」はやりつつも、ストーリー重視。
- この世界は「遊戯」が重視されているのか?
- 「ノーゲーム・ノーライフ」(ラノベ/アニメ)は参考になると思う。この作品内では、すべての力関係が遊戯の結果で決まる。
- この世界において、力や地位を得るために必要な儀式として行うイメージ。
- ここまでの話を聞く限り、「遊戯」をいかに面白くできるかにすべてがかかっている気がする。最終的に作品全体をとおしての面白さは重要だが、そこまで読者をどれだけ離さないかという意味でも、個々の「遊戯」のクオリティーは大事。
- 第一話をどうするか。今の状況だと、「遊戯」の要素がない。
- 「遊戯(ゲーム)」そのものがテーマではなく、面白さを演出するための小道具なのであれば、第一話に入れる必要はない。そのかわり、作品のテーマを明確に提示することが求められる。
- 「遊戯(ゲーム)」は、小道具であり、そのものがテーマではない。
- この作品のテーマから考えれば、「めちゃくちゃ願いをかなえたい」ということを明確にし、読者も共感するような第一話が求められるだろう。であるならば、主人公たちは、激しい理不尽などにさらされ、非常に不幸な状況でスタートする必要がある。
- 下の子供たちが誘拐されるシーンで、理不尽を演出するのはどうか? ところで、米原は、漫画的に描くべきシーンが省略されて、いらないところを描こうとしている気がする。
- 主人公たちが動き出すきっかけとなるイベントのシーンを描かないというのはナシ。
- 誘拐のシーンで、読者にどんな印象を与えたいかによって描き方が変わる。「願いをかなえたい」から考えると、「超常的な力に縋るしかない状況」を印象付けなくてはいけない。単なる誘拐なら、現実的な方法で取り戻すために行動することになるだろう。つまり、これだとワンステップ足りない。超常的な力に縋るに至るためには、それ以外の選択肢が存在しないことを明確にしなくてはいけない。
- 「ユニコ」において、「人間が魔法で人形にされるシーン」に相当する部分を、しっかり描く必要がある。
- 現実世界で成立する手段で危害を加えられれば、現実的な方法で対応することを考えるだろう。よって、ここでは、魔法などの超常的な力により危害を加えられることが必要。
- そうすると、主人公たちが「普通の人間」であることの必然性が出てくる。「普通の人」だからこそ、「超常的な力」を求める。よって、ストーリーが動き出す。強力な動機付けが成立する。
- この場合、第一話のラストは、子供たちが攫われるショッキングな場面で終わらせられる(作品全体の動機の提示にもなる)。さらに、第二話で女王のシーンがラストになり、どちらも良い流れで終われる。
□10th Anniversaryの動画関連
■「小企画」収録
- 遊木が事前書き込みした「小企画」の収録をしました。
- 収録データは、ミーティングのボイレコデータとセットでストレージしています。
- 3パターン収録。どれを使うかは分からない。
- タイムキーパーの都合で、遊木はゲームに参加せず。
▼企画後の感想
- 「ファンタジー攻め」「ディストピア攻め」のどちらにしようかと考えて、後者にした(「ファンタジー」は他にいると思った)。場を荒らそうと思った。
- 米原のオチのつけ方は、癖が分かりやすかった。霧島はストレートな雰囲気。須々木は深読みしないといけないタイプ。
- 連載系か短編系か(ここから続くか、ここで終わるか)の違いはあった。また、漫画系か小説系かも違う。
- 個人的には、もう少しシンプルに落としても良いかなと思った。
- 「恐れ」が瞬発力をなくしてしまう。いかにブレーキをかけないかにかかっていると思う。
- 今回の企画は、恐れてしまうと時間に間に合わないので、訓練になると思う。
■アイキャッチ等
- 話し合いました。必要なら にまとめてください。
#202/2019年10月某日
□進捗どうですか?
■遊木
▼藝術街譚
- 9月中旬に提出したものが、担当の繁忙期と重なって反応が遅れ、先日打ち合わせ。物語の基本ラインはOKで、部分的な修正の指示を受けた。
- 打ち合わせたときの話を改めて。詳細は の書き込み参照。
■霧島
▼今後の見込み
- キャラをつくっている。
- いま制作しているものは「マンガMee」(集英社)に出すつもりだが、毎月、賞があるので、厳密な期限は設定していない。
- 「月が出るまで待って」について、アシスタント先の先生からもらったコメントの紹介。
■米原
▼キミのおとぎ物語
- 商業という視点で見て、個人的には、ラストの場面で、ローには叫ばせた方が良いと思う(呆然とするのではなく)。
- 平常時に騒がしいキャラならラストで呆然、普段それほど感情を出さないタイプなら叫ぶ方が良いと思う。平常時と異なる状態になるのが重要。
- 54pは、過去のミラではなく、現在のミラの方が良いだろう。
- 過去の伏線を張りたいなら、2話の冒頭の方が良い気がする(回想描写)。
- 終盤のハンターの不気味さは流石。
- 1話として、非常に良くなったと思う。前のバージョンより分かりやすくなったし、特に、終盤でしっかり盛り上がっている。
- 早く完成させるべきだが、クオリティーを下げては意味がないので注意。
- 完成目標を延長。 の忘年会より前の完成を目指そう。
- 12月のはじめの時点では、1話を完成させておきたい。
- 背景は、過去作と比べてかなり頑張る必要がある。そのつもりで。
- 人物を先に進めるという前提で、次回ミーティングまでに、主要人物がほぼ終わっているように。
□雑多な話題の整理や確認
- 今年度が半分経過、そして、 になってからも半年経過。さらに、10周年まで残り一年を切りました。
- ここらで、状況を整理しておきましょう。何かを決めるというより、意見交換をしつつ確認するという趣旨。しっかり議論して決める必要があるなら、また別の機会を設けると良い。
■2019年度の方針について
- 年度の折り返しなので、年度の方針を確認しつつ、軽く現状整理をしました。
- 漫画組は、漫画家デビューを目指して頑張ろう。
- 遊木は、クラウンで賞金をもらったことは、一応ひとつの成果。
- 米原は、 が重要。アシスタントを増やそう。
■ミーティングについて
- 従来型のミーティングを取り戻していくには。
- 「ミーティングのための制作」は現実的に厳しい。
- やはり、刺激は重視されるべき。
- 単純に、どういうミーティングをやりたいか。
- 思考トレーニング系と、インプット系が妥当だろう。
- 王道や邪道を学ぶトレーニングなど。テーマを設定しておいて、メンバーで妥当性を判定していくなど。
- インプット系に関して、単純に自分の知らないことを知りたいという気持ちはある。
- 科学者が何を発見、発明したのか。現代では当たり前のもののはじまりは。
- 以前は講義だけだったが、講義だけでなく、どのように創作に活かせるかも扱えると良い。
- 普通に、外に出て、生のものを見て、体験するというのも良い。
■仲間募集について
- RWのベースでもある。常に、意識はしておきたい。
- 2020年10月の始動10周年で、仲間募集を再び本格化したいイメージ。
- 10周年のタイミングから逆算して、しっかりブーストをかけられるような準備を徐々にしていきたい。
- 「即戦力型」と「育成型」の両方を求めたいと思う。いずれの場合も、コミュニケーション能力と適応力は大前提。
- 以前と違い、加入してから考えるほど、ゆとりをもって各メンバーが動いていない。よって、事前にある程度の想定は必要。今後も、少しずつ様子を見て話し合っていきたい。
■災害時の動きについて
- 昨今、様々な災害が想定されるので、最低限の状況整理をしておこう。
- とりあえず、突発的な災害が発生した場合、LINE等で状況報告をしましょう。
- 横浜駅周辺エリアは、標高が低いので、津波、洪水、高潮などのリスクがある。特に、西口の繁華街は、広範にわたって水没の可能性があるので、非常時には適切な判断が求められる。
- 自宅周辺のハザードマップも各自確認しておきましょう。
#203/2019年11月某日
□進捗どうですか?
■霧島
▼現況と今後の見込み
- まだプロット。ざっくりと話を練っている(少女漫画、学園モノ、ボーイミーツガール、32p前後)。
- 「月が出るまで待って」の結果は、11月末発売のASUKAにて。
- とりあえず、早く見せられる形にしたい。まとめたものを、次のミーティングまでに出したい。
■米原
▼キミのおとぎ物語
- 双子が登場する42p中、13pしか進んでいない。次回ミーティングまでには、終わらせたい。
- 作画は、今までで一番丁寧に見える。
- 早めに、背景を描き込んだものをつくり、雰囲気をメンバーに示したい。
■遊木
▼芸術戦譚(読み切り)
- 一旦、全体の絵コンテを描いたあと、担当との打ち合わせを受けての修正を進めた。文字では伝えにくいので、ネームを切ることに。
- ミーティング直前に、意見を求めたいところがあって提出した。
- いま6pにある、敵サイドの説明ページの位置に迷っている。
- このページは、どこにあっても、流れを切ってしまいマイナスに感じる。そして、そもそも情報量が多いと思う(現在の情報は必要だが、過去の成立過程の情報はいらないのでは)。
- 「ただ悪いだけの組織ではない」と伝えたいわけだよね。
- まず、とりあえず「敵です」とだけ示し、読者の興味をひき、ネガティブな印象を与えてから「でも、ただ悪いだけではない(はずだったのに)」という情報をあとで示すというのはどうか。
- 敵サイド(表現向上委員会)を、より圧倒的な存在にしたい。それを覆すのがエンターテインメント。
- 暴力というよりは、強力なパワハラのイメージ。読者を、よりムカつかせたい。
- 「るろうに剣心」序盤の警察の動きは参考になる気がする。圧倒的バックを背に、傍若無人に振る舞う。相手に無力感を与えることを目指すような、煽り俗性(見せびらかす)も重要な気がする。
- 一生懸命つくったアーティストの作品に、圧倒的権力を持った素人が勝手に手を加えるという状況は、かなりムカつかせることができる気がする。広く共感してもらえる気がする。
- 今日の意見を受けて、ネームをどんどん進めたい。次のミーティングまでに、ネームが完成していると嬉しい。
□講義系ミーティング「創作者として、いま新たに学ぶ“物理学”」
- 久々の講義系。2016年4月の講義系ミーティング「ぶっちゃけ“科学”とは何なのか?」の続編っぽい感じ。須々木が準備したレジュメに沿って、講義していくスタイル。
- 事前に書き込んだ講義計画案は 。
- 実際に扱ったのは、「ニュートン力学」のあたりだけ。
- 参考URLなどは より。
■次回までの課題
- 課題内容は以下のとおり(レジュメよりコピペ)。
- 講義ができるほどの題材なら、自分の血肉となっていると言えるだろう。そして、それこそが、創作の材料となりうる。というわけで、せっかくなので、自分が講義をするとして、そのシラバスを考えてみよう。
- 面白い講義はエンターテインメント。そのことを念頭に、できるだけ興味をひくようなシラバスを。
- あまり時間をかけずに(多くても2、3時間)やってしまおう。そのくらいでネタが出てこない場合は、自分の中にネタのストックが枯渇しているということ。
- 次回ミーティングの前日、 が提出期限。
- Wordファイルで提出。Word以外のファイルをつけても良い。
- の「シラバス」の欄のようなノリでOK。もちろん、もっとしっかり書いても良いが。
- 「講義のタイトル」も考えて書いておきましょう。
- 興味をひく(知的好奇心を刺激する)というのは、重要な要素。
■感想など
- 「それ創作なのか・・・」という有名エピソードが多かった。エピソードがついて、それをきっかけに記憶していたわけだが。たとえ作り話だろうと、それを付け加えることで、興味をひきにくいものに人の目を向けることができると思った。
- 科学者は、得てして「不必要な部分」を排除しがちだが、実は、そういうところの方が面白いし、取っ掛かりとなる。学校の教科書もしかり。
- 高校のときの選択で、まず興味を持たせる話をして欲しかった。最初に興味を持たせてから、本来の数式などが登場する方が良いと思う。
- 教科書だと分からないけれど、今回扱ったようなエピソードがあると興味が湧いてきて、自分でも調べてみようかなという気になる。
- 科学者は、どの時代においても、その時代に支配的な考え(宗教など)と戦っている気がする。そして、それは芸術家にも通じる。
□10th Anniversaryの動画関連
■素材提出について
- 自分の漫画の制作進行状況の都合で、提出〆切を延長。来年の頭くらいまでは大丈夫。また改めて告知する。(遊木)
- すでに提出されたラフ(霧島、米原)に関して、追加指示。
#204/2019年11月某日
□進捗どうですか?
■遊木
▼藝術戦譚(読み切り)
- 冒頭4ページ目以降を全面的に描き直ししている。これならいけそうという気がしている。
- 46ページの見込み。長くて48ページ。
- 今月中にネームを終わらせたい。
■米原
▼キミのおとぎ物語
- ペン入れは、前回のミーティングから3ページくらいしか進んでいない。
- 早くて 、どれだけ遅くても までに終わらせる。
■霧島
▼月が出るまで待って
- 結果が出た。かすりもせず。
▼COMITIA出張編集部
- ZERO-SUM(一迅社)、マンガPark(白泉社)、ガンガンJOKER(スクウェア・エニックス)に行った。
- ZERO-SUMは、ものによってはアリの気もする(ただし、演出の仕方は勉強が必要)。一方で、スクエニ系は、結構大変だと思う。
▼進捗と今後の見込み
- 次の作品は、シンプルなガールミーツボーイ。ファンタジー要素なし。
- マンガMee(集英社)の月間新人賞を目指して。担当に久しぶりに連絡した。
- 短編で、「成長」は難しいよね。連載とは違うので、開き直りが必要。
- 今月中に、プロットは終わらせたい。
□シラバスをつくってみよう!
■概要
- 前回の「講義系」を受けて出した課題について。考えてきたシラバスを発表して意見交換。
- 課題内容は、前回議事録を参照。
- 10th Anniversaryの動画素材として収録しました。
■発表概要(具体的な内容はレジュメ参照)
▼「峰倉かずやワールドの魅力」(遊木)
- ネタ選びで迷った。
- 今つくっている作品に関連して「横浜界隈のアート事情」、学生時代によく調べた「指輪物語」など。
- 調べずにすぐできるものとして、峰倉かずやを扱うことに。
- 自分の好きなものを広めたいという気持ちを込めて。
- 全10回構成でシラバスを考えた。
▼「大衆のための芸能、落語」(霧島)
- 単発の講義を想定して。
- 漫画を描くのに役立つようなものとして、落語をテーマに選んだ。
- そこまで詳しく知っているわけではないが、興味を持ってもらって、共有したいと思う。
- 実は、自分は落語に実際に行ったことはないので、興味を持ってもらい、一緒に行ってもらうというのも目的。
- 横浜には、「横浜にぎわい座」がある。
▼「アメリカ合衆国 と「オズの魔法使い」」(米原)
- 題材をどうしようか悩んだ。オペラやクラシックバレエも考えた。
- 前回の須々木の講義で、とっつきにくい内容でも、科学者の人生など、別の切り口からだと入りやすいと感じた。それを参考にした。
- 「オズの魔法使い」について、作者や当時の情勢と絡めて講義する計画。
- 講義内容を次に繋げて欲しいということで、ワークショップも入れてみた。
■感想など
▼遊木
- 私以外の二人がマジメだった(笑)
- 落語は自分も興味あるし、オチのつけ方は勉強にもなると思う。根強い人気を感じるジャンル。
- 米原の「オズの魔法使い」は想定の範囲内だったが、「アメリカ」と結びつけたのは面白い切り口だと感じた。
▼霧島
- 好きなものに触れて、楽しくできた。
- 二人のシラバスを見て興味の幅が広がった。新たな興味を持つ良いきっかけになった。
▼米原
- 時間がかけられない中で、「どう創作に繋げるか」「どんなキャッチコピーだと興味を持たせられるか」など考えたが、意外と楽しかった。
- 好きなものに「チョイ足し」という発想は、漫画などの作品づくりにも通じるものだと思った。
▼須々木
- 想定していたより、みんなかなりガッツリつくってきたなあと思った。
- こういうものをまとめてアウトプットしておくのも重要だと思う。
- 各講義の中で、一つ受けられるなら何が面白そう?
- 普通に流れがあるので、順に聞きたい気はする。
- 敢えてあげるなら、遊木のなら第4回(WILD ADAPTER)、米原のなら第1回(作者の人生)かな。
- なかなか全体として面白い発表だった。実際に講義してくれても良いよ。
□講義系ミーティング「続・創作者として、いま新たに学ぶ“物理学”」
- 前回に引き続き講義系。続き。須々木が準備したレジュメに沿って、講義していくスタイル。
- 講義計画案(前回の書き込み)は 。
- 今回扱ったのは、「アインシュタインと相対性理論」のあたりだけ。
- 参考URLなどは より。
■講義概要
- ひたすらアインシュタインの人生にスポットをあてて話しました。
- 相対性理論の中身にはあまり触れず。
- 詳細はレジュメ参照。
■感想など
- まぎれもなく天才だなと。それでもなお解き明かせない「世界の仕組み」に対し、創作意欲が湧く。埋められない余白に設定を加えることで、楽しいファンタジーができそう。理論では説明できない、場合によってはスピリチュアルと言われるような部分は、題材として面白い。
- 相対性理論の話を聞いて、テレポーテーションなどに繋がっていくのが、発想として凄いと思う。
- テレポーテーションやタイムトラベルというと、創作という気がしてしまうけれど、しっかり科学的に根拠があるのが凄いと思う。
- 科学とフィクションは、両輪の関係。両方面白い。
#205/2019年12月某日
□浅草・東京スカイツリー観光!
- もともと に行く予定でしたが、悪天候のため一週間延期しました。
- 基本的な流れは、 のとおり。
- 浅草駅→雷門→浅草寺→浅草花やしき付近→言問橋→牛嶋神社・隅田公園(墨田区)→東京スカイツリータウン(スカイツリー・プラネタリウム天空)→押上駅
#206/2019年12月某日
□進捗どうですか?
■米原
▼キミのおとぎ物語
- 双子が登場する42p中、31p終わった。残り10pくらい。
- までに登場人物のペン入れをすべて終わらせる。年が明けたらひたすら背景。
- 1月中に担当に連絡する方向。 のミーティングですべて確認できるように。
■遊木
▼芸術戦譚(読み切り)
- に担当と打ち合わせ。それについての話。
■霧島
▼現況と今後の見込み
- 事前に提出したプロットについて。
- 最初に提出したやつは、恋愛モノではないと感じた。事前に聞いていた方向と違うと感じた。
- 普通に恋愛モノのつもりだったが、伝わらなかった。
- 「会長はメイド様!」の序盤は参考になると思う。
- 過去を振り返っても、描きたいと思う要素が見えてこないことが多い。担当もそこが気になっているのでは。
- 凜ちゃんが言っている内容は、現状で少女漫画ではない。描きたいところと軸がズレている。
- 企画書で、重要なところはフォントで目立たせた方が良いと思う。そして、それを目立つところに常に貼っておくと良い。
□第10回横浜創作オフ会に向けて
- 雑多な内容の確認など。
- 実行委員会会合では、10th動画のアンケートの協力願い。その場で書いてもらうわけではない。
- アンケート内容はすでにおおよそ決まっている。形式は整える必要あり。
- 年明けたら告知していく方向。
- オフ会当日、どのような準備をしていこうか。
- 現在の状況から考えて、オフ会までに何らかの成果をあげている可能性はない。
- 10th企画の告知は、第11回オフ会で頑張る。第10回はあまりオープンにせず。
- RWをさらにアピールするには、成果を実際に挙げるしかない。他の小細工はすでにやりつくした感がある。サークルアピールは少し抑え目で良いかもしれない。
- 専用ハッシュタグで事前に盛り上げる工夫はあり。
Previous
2019年もメインは漫画制作の話(「超結果重視型システム」参照)。優先的に扱い、とことん意見を出しあいます。
このあたりで「サークル始動10周年に向けて何かやろう」という話が出始めました。
始動10周年に向けて、この時点で早々に方向性は定まっていきました。そして、「不測の事態は起こるものだ」というのがRWの大前提。
このときの土下座SDキャラがのちにLINEスタンプになります。
年度末なので、とりあえず総まとめ。年度の初めに目指したものと比較して、実際にはどうだったのかを詳しく検証していきます。
前回ミーティングで前年度の総まとめをし、今回ミーティングで新年度の方針をまとめていきます。
普段からいろいろ話しているので、あまり新情報はありませんが、改めて整理し形に残していきます。
2019年5月1日は、新時代「令和」のはじまりです。
10周年動画のネタの一つとして、サークルメンバー以外を巻き込めるものをやりたかったのですが、2020年以降のコロナ禍の影響でなしに。機会があればいつか再チャレンジしたいですね。
遊木がYJシンマン賞の期待賞+初投稿賞受賞の知らせを受ける。期待賞はデビューではないので、もう一歩。
10周年動画の収録開始。以後、可能なタイミングで少しずつ収録を進めました。公開開始は2020年10月からなので、かなり早めです。
特定条件下で稀に出現する、横浜創作オフ会フリーパス券! yokoyamongooseさんは、10周年動画のOP曲を制作していただいたので進呈(ありがたくRWが負担させていただきました)。
9月14日は第9回横浜創作オフ会でした。いつも通り最初から最後まで創作談義で盛り上がる密度の濃いオフ会でした。
「余程のことがない限り、半年後は記念すべき第10回」と言ってお別れしましたが……。
2019年12月にはすでに「中国武漢で謎の病気が流行」という情報がネットニュースなどで流れ始めていました。もちろん、それがパンデミックの始まりになるとは思わなかったわけですが。